みなさん、おはこんばんにちは!! 今日も元気いっぱい Maringo Mam です。
今日は東アフリカに位置する、ウガンダのお話。
こどもの皮膚感覚をたくさん刺激する、ウガンダ流育児法。これは、ちょいとMaringo mam式育児に共通するところがあり、何かしら参考になるのでは。そう考え紹介して見ることにしました!
- ウガンダ共和国 どんなとこ?
- 皮膚感覚が成長を促す
- ひと時も赤ちゃんから離れない
- 生後6週間でハイハイをする!?
- ウガンダの子どもはよく笑う 〜精神が安定〜
- ウガンダは昔からベビーマッサージをしてきた
- まとめ
ウガンダ共和国 どんなとこ?
東アフリカに位置する共和国家。首都カンパラ。ナイル川の始まるヴィクトリア湖に接地している。旧イギリス植民地。広大で肥沃な土地と豊富な降雨、鉱物資源に恵まれ、大きな開発ポテンシャルを持つも、これまでの政治不安定と誤った経済運営で世界最貧困国として開発から取り残される過去を持つ…(wikipediaより)
イマイチ馴染みのない国なので、イメージが湧きませんがウガンダの育児法は一目の価値アリ!
ウガンダの育児術を見る前に、皮膚感覚について考えてみよう!
皮膚感覚が成長を促す
近年の様々な研究の結果、子どもが肉体的・情緒的・知的に健やかに成長するための基本的な条件作りには皮膚刺激が重要な役割を果たすことがわかってきました。
子どもが成長していく上で五感の刺激がとても大切、ということ
五感の中でも、皮膚感覚が一番大切
動物は生まれたばかりの赤ちゃんの身体中をペロペロとなめ回します。
ーまったくなめられないと羊の新生児の多くは立ち上がることができず、後には死んでしまうものが多いー
コーネル・ビヘイヴィアー・ファームの研究所
皮膚に対する適当な刺激が、身体の器官と行動が十分発達するためには不可欠なのです!
これは人間の赤ちゃんにとっても同じです。人間は赤ちゃんをなめませんが、代わりに赤ちゃんを肌て抱いて体を優しくマッサージをすることが大切なのです。
またオッパイに吸い付かせることが赤ちゃんを健全に育てるために最も大切!!
そこで皮膚感覚をめっちゃ刺激しているウガンダの母と子どもの成長を見てみましょ!
ひと時も赤ちゃんから離れない
ウガンダのママは生まれたばかりの赤ちゃんを絶えず、マッサージし、離れることなく抱っこしたりおんぶをしています。そう、ひと時も離れないのです。
ママはお国柄、上半身裸の方が多いので赤ちゃんは好きな時にオッパイを飲むことができます。
いつでもママとベッタリ
ウガンダベイビーとママは、常に肌と肌とが触れ合っているのです。
ウガンダママ、皮膚感覚をものすごく刺激してあげています!
生まれてすぐ、母親に抱かれて皮膚刺激をたくさん受けとると、その刺激が間脳に伝わります。
間脳とは別名コントロールタワーと呼ばれる成長やホルモン分泌にとって非常に大切なところ
そして、間脳が正常に作動し始めると
すんごいことが起こるのです!
生後6週間でハイハイをする!?
ウガンダの子ども達は非常に発達が早く、生後6~7週間で多くの赤ちゃんが上手にハイハイをします(O_O)
えっ!! まだ2ヶ月の赤ちゃんですよね!? すごすぎる!
ちなみに首が座るのは生後3日後あたり。早すぎる…ヽ( ̄д ̄;)ノ
そして6ヶ月に入ると、走るそうです
えっ!!( ̄▽ ̄;) 嘘でしょ!?
逆に先進国では、1歳あたりをすぎないと走るまではいかないことが多いです。
これは皮膚刺激が少ないと知能の発達が遅れることを意味し、皮膚刺激が脳への栄養になることを表している
ウガンダの子どもはよく笑う 〜精神が安定〜
1956年 フランス人学者“マルセル・ジーバー”の研究
栄養不良が子供の知能に与える影響を研究する為、アフリカに渡った彼は、主にケニアとウガンダの子供において画期的な発見をする。
三千人の自然分娩の子供達を研究対象としたところ、他に類を見ないほど早熟で賢い、知能の進んだ幼児たちを発見した。
それらの子供は赤ちゃんの頃、遅くても生後4日目から、絶え間なく嬉しそうに笑っていたという。
↑これってすごいですよ。絶え間なく笑うのって
ノンストレスの幼児たち
それらの幼児たちの血液検査をしてみると、生まれてくる時のストレスに関連がある副腎皮質ホルモンが全く見られなかったそうです!
そしてこれらの赤ちゃんは全て、
母親が自宅で産んだ子でした。
要するに…
赤ちゃんは生まれてからひと時も母親から引き離されることなく、母親は絶えず赤ちゃんをさすり、撫で、歌をうたって慈しむ
そうやって過ごしてきたということになります。
お出かけの時は、ママの吊り帯の中に入れられていつも一緒。赤ちゃんは、いつでも欲しい時に乳を飲めるので、満ち足りた赤ちゃんは泣くことがありません。
↑↑↑これが、いつもニコニコと笑っている理由なのです!
ウガンダは昔からベビーマッサージをしてきた
最近、ベビーマッサージが推奨されてきていますよね。
ウガンダの子どもは誕生から4歳までベビーマッサージを受けて育つそうです。
4歳まで!?今のくわちゃんの歳までかぁ… すごいな
これに習い、他の国でもアフリカ流子育てを実践していた国を調査したところ…
- 体の成長が早い
- 精神面が安定している
- 平均的に高い知能を持つ
という結果が出たといいます。
また、ウガンダとアメリカの乳児の発達調査をしたところ、ウガンダの子供のほうがアメリカの子供よりも、平均1~2ヶ月成長が早いという調査結果が出ています。
幼児におけるスキンシップの重要性
子供にとってスキンシップはもっとも大切なものであり、 抱くことによって子供は安心感を覚え、情緒が安定するということがわかってきました。
赤ちゃんのストレス度もベビーマッサージを行うことで減少していることが実証されているよ!
ベビーマッサージをした未熟児は、しなかった未熟児に比べ1日あたりの体重増加が平均で約47%という結果も
また、おっぱいも長く与え続けたほうが胃腸の丈夫な子になるといいます。なにかと乳ばなれを急ぎがちになりますが、一概に早い乳ばなれがいいとは言えないようですね。
(余談)ちなみに日本が世界に誇るスーパースター、イチローの父はイチローの足の裏を小3~中学卒業するまで毎日マッサージをしていたそうです
「ベビーマッサージ」に関してはこちら(↓↓↓)もチェック!!
まとめ
今日の記事はいかがでしたか?
ウガンダ流子育て。
抱いて、おんぶして、赤ちゃんと一体になる子育て。
理想的で、素敵ですよね。ずっと触れ合っているから、赤ちゃんの気持ちが手にとるようにわかるから、泣くことがない。
赤ちゃんはママの体温を感じ、ママのリズムを感じ、愛されて育っていくのでしょうね。
私もトライしたいけど、なかなか上半身裸に抱っこ紐はハードルが高いので、生まれたらカンガルーケアをしたりベビーマッサージを毎日してあげようと思います。