みなさん、おはこんばんにちは! 今日も元気なMaringo Mamです!
今回は、【赤ちゃんを飛行機に乗せる時のコツ】のお話。
前回記事の、《飛行機シリーズ第一弾 幼児編(3歳~4歳児)》が思いの外評判が良かったので早めの第二弾です!
私はスペシャリスト
Maringo Mamは子連れ飛行機搭乗のスペシャリスト!
ダンナさまの海外駐在の関係で、妊娠中から出産後にかけて飛行機に乗る機会が多かったMaringo ファミリー。我が家の第一子・くわちゃん誕生後は、駐在先のシンガポールに住むことに。そんなこんなで、くわちゃんは生後2ヶ月~4歳までの間に合計26回のフライトを数えるほどに。
私にはその全てを周りに迷惑を掛けず、成功した実績があります(キラーン☆)
今回も、そのコツをあなたに伝授。みんなでハッピーフライトにしましょうね。
【生後2ヶ月~1歳 x 飛行機】
この時期、赤ちゃんとのフライトは比較的イージーです。とにかくおっぱいがあれば、なんとか乗り越えられます!
事前準備にしておくこと
まずは飛行機搭乗に先立ち、数日前から準備しておいた方がよいこと。それは・・・
密室空間に慣れさせておく!
車での移動をいつもより増やしてみたり、電車に乗ってみたり。家で簡単につくれる密室空間としては、トイレ。
トイレに数分こもって密室空間に慣れる訓練は、超オススメ!
赤ちゃんの中には密室空間が苦手な子もいます。その子の場合、飛行機に乗ると同時に密室の恐怖がくるのでしょう。泣いて泣いて、最後まで泣いていると・・・ 想像するのも恐ろしい事態に。
赤ちゃんの初フライトは、事前に少しずつ密室空間に慣れさせておくことが大切
いよいよ、飛行機搭乗
さて、搭乗日までに密室空間に慣れさせて飛行当日を迎えました。飛行機に乗り込み、席に着いたら・・・ 順に見ていきましょう
まず隣の席の人に一言挨拶を
挨拶は基本。赤ちゃんの年齢に関係なく、子どもと搭乗する際は隣の方への挨拶をしておいた方がと良いかと。
まず周りを味方につける。赤ちゃんに不測の事態が起きた時、周りも広い心で対応してくれるハズ。短い間ではあるが、周りの方と良い関係を築くべし!
離着陸時はおっぱいを吸わせる
これは耳抜き対策。
気圧の変化で耳の奥が『キーン』となった時、赤ちゃんは自分で耳抜きをできません。おっぱいをくわえさせることで、たとえおっぱいを飲まなかったとしても自分の唾液を飲んで耳抜きができます。
また、おっぱいをくわえることが赤ちゃんにとってはいつもと違う環境での安心材料になります。
離着陸時に限らず、この時期の赤ちゃんには機内でおっぱいをよく吸わせてあげてあげること。おっぱいで赤ちゃんを安心させることができるのでオススメ。
授乳ケープを忘れずに!
飛行機の必須アイテム、授乳ケープを忘れないようにしましょう。
【ベベオレの授乳ケープ】がオススメ!
赤ちゃんの全身を覆って安心空間に。且つ、首回りにワイヤーが入っているので授乳中に赤ちゃんの顔が確認できさらに安心。
しかも裾の部分がタオル地になっており、赤ちゃんの口周りを拭いてあげることが出来ちゃいます。もちろん洗濯可能! パーフェクト・・・
とにかく歩き回る
離陸後にシートベルトサインが消えたら、赤ちゃんの気分転換のために抱っこをして通路をウロウロするのもGood。
そして、いつもと違う雰囲気に慣れさせると同時に刺激を与えます。赤ちゃんは五感を刺激させてあげると、ワクワクの反面、疲れが出てきます。それを利用し眠らせてあげるのも一つの手です。
ぐずりそうになったら、安全確認(飛行機の揺れなど)をした上で歩き回る
フライトの時間帯について
この年齢の赤ちゃんは、フライト時間帯によって生活リズムを変えてあげる必要は特にありません。
例えば午後15時発の便だとしたら、お昼寝をさせないで、飛行機に搭乗してすぐに寝かそうと考えていると、失敗することも。
赤ちゃんは機嫌が悪いと、全てが嫌になります。
眠い状態で機内に乗り込んだ時、シートベルトサインタイム前に寝てくれれば良いのですが、そうでないと地獄が待っでおります。
身動きできないシートベルトサインの時間帯に大泣きする可能性があります。
フライト時間帯を気にして生活リズムを整えてあげるのではなく、赤ちゃんがご機嫌な状態で機内に乗り込めるよう意識しましょう
【1歳 〜1歳11ヶ月 x 飛行機】
“鬼に金棒”状態だった母乳。しかしこの時期、もう母乳を卒業している赤ちゃんも多いはず。更には、わんぱくに歩き始め自分の意思を持つようになるので、飛行機搭乗には少々難しい時期。
でも大丈夫! コツをつかめば、飛行機なんてちゃらへっちゃら!
事前準備にしておくこと
この時期の赤ちゃんもやはり同じく、
密室空間に慣れさせておく!
加えて、
飛行機が出てくる絵本を読んでおく!!
どの時期でも赤ちゃんのうちは、機内という異質の空間に慣れさせておくことがカギとなります。そして、少しづつ物事を理解できるようになるこの時期は飛行機について事前に知っておくことで飛行機への親しみが湧きやすくなります。
事前に飛行機の絵が描いてある絵本を見たり、飛行機のおもちゃ・模型などで遊んでおくことで飛行機への親密度アップ!
いよいよ、飛行機搭乗
この年頃にもなると、赤ちゃんはいつもどこでも『歩き回りたい』『抱っこ嫌だ!』『自由をこよなく愛する』 そんなお年頃に・・・
離着陸時はママ・パパがシートベルトをして、その上から赤ちゃんを抱っこしなくてはなりません。シートベルトサインが点灯してから消えるまで、最短で10分。長い時は・・・ あぁ、想像するのも恐ろしい。
この、【離着陸時】が魔の時間になる人も多いはず。しかし・・・
離陸を制する者が、飛行機を制する!
着陸を制するものが、世界を制する!!
(と言っても過言ではありません。大げさですが。)
離着陸時だけはどうにかしのぐ! 離着陸時のコツはこれだっ!
離着陸時 パーフェクトガイド(超カンタン)
まずは、おやつをちらつかせる
『モノで釣る』離着陸時の赤ちゃんにはかなり有効!!
さらにおやつを食べることは、離着陸時の耳抜き対策にもなります。1歳をこえると食べられるおやつも増えてくる時期。お気に入りのおやつ、目新しいおやつ。あらゆる角度で、赤ちゃんの心を掴み離着陸を制すべし!
新しいオモチャを2つ用意をしておく
『2つ』というのがポイント。離陸…1 着陸…1 そう、小出しにする!飽きさせる隙をみじんも作らない!
これは、シートベルトサインが出て身動きが取れなくなった時に重宝します。赤ちゃんは目新しいものが大好き。しかも音が出る系のおもちゃだと、赤ちゃんの心を鷲掴みにすること間違いない!(ただし、周りへの配慮も忘れずにね)
歌や手遊びをして遊ぶ
最後はやはり正攻法。あなたの赤ちゃんが好きな手遊びや歌を歌って乗り切りましょう!
これは、日頃歌や手遊びで遊んでいるかが試されるところですが・・・
我が家の第一子・くわちゃんは、『一本橋こちょこちょ』が大好きでしたので、くわちゃんを抱っこしながらこれを何度もやってあげたことを覚えています。
身動きが制限される【離着陸時】をなんとか乗り切ってしまえば、ある程度動き回る自由が許される飛行中はなんとかなるもの。しっかりポイントを押さえて離着陸時を攻略しましょう。
前列の席を前もって確保
前にシートのない前列はスペースが広く、赤ちゃんや小さな子ども連れにとってはオアシスに。前列シートは基本的に小さな子ども連れやお年寄り・身体にハンディを抱えている人が優先されます。航空便のチケットを取る際に、積極的にリクエストしましょう。
【バシネット(ベビーベッド)】をリクエスト
バシネットとは、飛行機内で使用できる赤ちゃん用ベッドのこと。エコノミー席の前列に装置できるものが多く、バシネットのリクエストが通れば自動的に前列シートの確保ができます。
国際線の便では、ほとんどの便にバシネットが用意されています。(国内線はついていない便もある) ただ、バシネットを使用できる数は限られているので、早めの予約・リクエストが必要となるので注意。
バシネットのメリット・デメリット
メリット
・長時間のフライトだと、赤ちゃんが寝たときに横になり眠らせてあげることが出来るのでママも赤ちゃんもとてもらくちん
・起きている時もバシネット内で安全に遊ぶことができる
デメリット
・赤ちゃんがバシネット自体を気に入らないと意味なし
赤ちゃんがバシネットを嫌がったとしても、おもちゃ置きやママの荷物置きにもなるので何かと便利。赤ちゃん連れのフライトでは、積極的にバシネットを狙っていきましょう
バシネット利用条件
バシネットは、赤ちゃんの体重や年齢によって利用可否の条件があります。これは、各航空会社によって異なるので事前に確認しておきましょう。
ちなみに、JAL(日本航空)
・体重10.5kgまでの2才未満の赤ちゃんが対象
・バシネットのサイズ(長さ:約72cm×幅:約30cm×深さ:約15cm)
ちなみに、ANA(全日空)
・体重10kgまで
・バシネットのサイズ(長さ:85cm × 幅:45cm × 深さ33cm)
1歳6ヶ月のくわちゃん。バシネットの中でお絵描きをして楽しんでいます。
兎にも角にも体調管理を
結局はこれに尽きるところですが。
たとえば鼻づまりをしていると、ただでさえ気圧が上がり耳づまりを起こしやすい赤ちゃんは、輪をかけて耳に違和感を覚えます。そして、何をしても泣き止まない・不機嫌モードという状態に陥ることも・・・
そうならないためにも、フライト前の体調管理はしっかりとしておきましょう。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
前回に引き続き、今回は飛行機に乗せる時のコツ・赤ちゃん編でした。
飛行機はコツさえ掴めば怖くありません。
みなさんもハッピーフライトで、お子さんにたくさんの素敵な思い出をたくさん残してあげて下さいね!!