みなさん、おはこんばんにちは! 今日も元気なMaringo Mamです!
今回は、【赤ちゃんに絵本を読んであげることの効果】についてのお話。
4ヶ月前、Maringo Mamの妹が双子ちゃんを出産しました。近頃の双子ちゃんは絵本を読んであげると『あーうー』と喃語(なんご)を話しながら喜ぶそうです。
赤ちゃんはもう分かっているのかな? 赤ちゃんに絵本を読んであげると、どんな効果があるのかな?
またまた、【読んであげる時期】【読み聞かせ方】なども紹介します!!
絵本の読み聞かせ【効果】
赤ちゃんは、ママ・パパから絵本を読み聞かせてもらうことで、五感や情緒をはじめ数えきれないくらいの刺激を受けることができます。そして、その刺激を心身発達の糧にしていきます。
絵本の読み聞かせには、赤ちゃんの脳を刺激して発達を促す効果があるんですよ。
絵本読み聞かせ 効果はコレッ!
・集中力が向上する
・語彙数が増える
・情緒の発達が促される
・親子の関係が深まる
それぞれの効果について、詳しくみていきましょうね。
〈集中力が向上する〉
低月齢の赤ちゃんは、ママが絵本を読み聞かせるとジッと聞き入っています。
ところが月齢が高くなり体を自由に動かせるようになると、絵本をめくることに夢中になったり、読み聞かせの途中で飽きて他の遊びを始めたりします。
しかし、ママが日常的に読み聞かせを続けることで、少しずつ絵本に対する興味が強くなります。絵を指差したり、車や電車など見たことのある物を見つけては歓声を上げたりと、赤ちゃんなりの楽しみ方を見つけはじめます。
(継続は力なりですな)
そして、気が付くと、ママが読み聞かせている間は、静かに聞き入るようになっていきます。これが、集中力の向上ですね。
※我が家のテストパイロット第一子・くわちゃんも絵本を読む時間をつくってあげて習慣化しました。
ハイハイの時期は動きたがりますが、絵本の時は《必ず座って読むこと》を教えて毎日読み聞かせていると、絵本の時は動かず、楽しんで絵本の世界に浸っていました。
〈語彙数が確実に増える〉
乳児期の赤ちゃんは、まだ言葉を理解できませんが、聴覚が発達しています!
耳にした言葉を脳にインプットして記憶していくのです。
絵本の読み聞かせを通してたくさんの言葉を聞くうちに、赤ちゃんの脳内辞書はどんどん吸収して、自然とページ数が増えていきます。
語彙数は、表現力やコミュニケーション能力と密接に関係しています。
赤ちゃんのうちから語彙数を増やしておくことで、言葉を覚えた時に会話がスムーズにできはじめます。ストレスを感じても言葉で伝えて発散させられるようになります。つまり、ハッピー育児につながります。
〈情緒が発達する〉
多くの絵本には、登場するキャラクターの気持ちや感情が描かれ、文章で表現されていますよね。
読み聞かせるママが、表情や身振り手振りを交えながらキャラクターの気持ちや感情を豊かに表現してあげることで、赤ちゃんの気持ちや感情が揺さぶられ、情緒の発達が促されていきます。
恥ずかしさなんていりません! ママは女優! 赤ちゃんを楽しませてあげてね。
赤ちゃんの頃に身につけた情緒の発達を土台として、自分の感情に目を向けたり、相手の気持ちを察したりする力も育まれていくものです。
〈親子の関係が深まる〉
通常、赤ちゃんに絵本を読み聞かせる時は、赤ちゃんを膝の上に乗せたり、赤ちゃんの近くに寝そべったりして、一緒に絵本を見ますよね。
このように親子が一緒に同じことをすることは、親子の「絆」を深めるのにとても重要。
赤ちゃんは、「ママやパパがそばに来て、自分のために絵本を読んでくれる☆」と思うことで安心感や幸せな気分を抱き、基本的信頼感を育んでいきます。
Maringo Mamも幼い頃に、母や父が絵本を読んでくれた時のなんとも言えない安心感をいまだに覚えています。
【絵本の読み聞かせはいつから!?】
絵本の読み聞かせは、生後0ヶ月~3ヶ月頃に始めるのがグッド! 遅くとも、生後6ヶ月頃には、読みはじめてあげましょうね。
生まれたての赤ちゃんは、視力はとても未熟ですが聴覚は発達しています。この時期から優しい口調で読み聞かせてあげましょう。
【ご機嫌】に注意
新生児期(生後28日未満)の赤ちゃんは1日のほとんどを寝て過ごします。
起きるのはおなかが空いた時、おむつが気持ち悪い時、寂しい時などごく短い時間で、ご機嫌斜めで泣いている時間がとても長いものです。
機嫌が悪い時に読み聞かせても効果が薄いので、赤ちゃんがご機嫌な時を見計らい、機嫌が悪くなったらやめてあげましょう。
慣れてきたら…
生後3~4ヶ月頃には首がすわり、赤ちゃんの視力や視野も向上します。赤ちゃんは絵本に興味を持ち、読み聞かせにもリアクションを見せるようになってきます。
この時期以降は、一方的に読み聞かせるのではなく、絵を見ながらお話ししたり、登場する動物や乗り物の名前を教えたりして、親子でコミュニケーションをとりながら楽しんで下さいね。
【絵本の読み聞かせ方】ポイント
集中力が短い赤ちゃんには量よりも質!
たくさんの絵本を読んであげたり、1日に何時間も読んであげることが良いというわけではありません。しっかりポイントを押さえて、絵本の読み聞かせをしましょう!
ポイント1 【ゆっくり読む】
読むペースが早すぎると、赤ちゃんはうまく聞き取れませんし、落ち着いて耳を傾けることができません。
普段の会話の半分のペースを意識し、赤ちゃんの様子を見ながら読むペースを調整してあげましょう。
ポイント2 【棒読みをしない】
棒読みをしていると、赤ちゃんはすぐに飽きてしまいます。
キャラクターごとに声色を変えたり、しっかり強弱をつけてあげましょう!
特に、赤ちゃんは擬音語が大好き。
「バリバリ」「ガタンゴトン」「ブーブー」など、お気に入りの擬音語が登場すると、歓声をあげて喜びます。
赤ちゃんはきっとこれを真似しようとするので、何度も繰り返してあげると良いでしょう。ママも楽しんで絵本を読んであげて下さいね。
ポイント3 【表情・身振り手振り・スキンシップ】
赤ちゃんは、絵本の絵柄だけを見ているわけではありません! ママの声色や表情、息遣い、体温、しぐさを全身で感じ取っているものです。
表情や身振り手振りを交え、スキンシップを活用することで、赤ちゃんはママの言動をしっかりインプットできます。
そして楽しい気分になり、絵本の読み聞かせが大好きになっていきます。
ポイント4 【最後まで読もうとしない】
赤ちゃんが絵本に飽きて他のことを始めたら、無理に読み聞かせようとする必要はありません。
最後まで聞くよう無理強いすると、「絵本を読んでもらっている」→「絵本を読み聞かせられている」というネガティブな気分になり、絵本が嫌いになってしまうかもしれません。
ポイント5 【赤ちゃんの発言を無視しない】
赤ちゃんは、読み聞かせ中に発言したり、絵柄を指差したりすることがあります。これは絵本に興味を持ち、言いたいことや伝えたいことがある証。
読み聞かせを中断し、赤ちゃんに自由に表現させてあげましょう。
『これは◯◯だねー』と代弁してあげることで、赤ちゃんの語彙数も増えていきます。
ポイント6 【習慣化しよう】
毎日決まった時間に絵本を読むことで、赤ちゃんにリズムが出来てきます。すると、『今日はなにかなー?』と絵本への楽しみやワクワクが増します。
また《この時間になったら必ずママが来てくれる》と思えることは、赤ちゃんの情緒にとってとても良いことです。
これら、6つのポイントを押さえて【絵本の読み聞かせ】を試してみて下さいね!
【絵本好き、くわちゃんの効果】
Maringo Mamは、くわちゃんが赤ちゃんの時から絵本を読むことを習慣化してきました。
少し月齢が高くなると、家にある本や図書館から借りてきた本を、並べて好きなものを持ってきてもらいます。自分が選んだ本は、集中して読むきっかけとなります。
表現力
絵本を読むことで、4歳のくわちゃんの表現力はとても豊かになってきています。
風が吹いて、お花さんたちがくすぐったーいって言ってるね
今日は優しい夢をみたよ
トマトさん、くわちゃんがお水をあげたから『ありがとう!』って言ってる
(双子ちゃんを見て→)今日はなにして遊ぼうかなーって考えてるよ
などなど、相手の気持ちを考えることができるようになりました。そして優しい温かな表現を使えます。
記憶力
今では、絵本を読んで部分的に暗記するようになっています。それを私に素話のように披露してくれます。
絵本で、集中力は確実につきました。
Maringo Mamは、くわちゃんの実体験で絵本の大切さを改めて感じました。
いろいろな世界を知ることが出来たり、会話を楽しむきっかけになったり、相手のことを考えることが出来るようになったり。絵本には魅力がいっぱいです。是非、絵本を読むことを習慣に!
【まとめ】
今回の記事はいかがでしたか?
絵本は、赤ちゃんの成長にとって良いことだらけ! ママやパパは読み方を変えるだけで、赤ちゃんはグッと絵本の世界に引き込まれます。
絵本を習慣化することで、その後の成長にとても良い効果が期待できます。
あなたも是非、赤ちゃんに絵本の読み聞かせをする時間を大切にしてあげて下さいね。