こんにちは! 今日も元気なMaringo Mam です!
今回は、育脳《実践編》。【月齢に合った育脳】。生まれたての赤ちゃんの育脳について。赤ちゃんの脳はどのように成長をしていくのか。育脳遊びはいつからが良いのか。
【生後0~3ヶ月】
この記事を読んでいるということは、あなたも『うちの子を賢い子にするぞ!』と意気込んでいるかもしれませんね。
でもちょっと待ってくださいね。生後3ヶ月までは、これといって特別な育脳遊びをする必要はありません!
それはなぜでしょう?
【反射で脳を育てよう】
生後3ヶ月までは、育脳遊びというよりも赤ちゃんの反射を利用して脳を刺激するべし!
生まれたての赤ちゃんは、自分の意思で手や足・体を動かすのではありません。生まれつき体に備わっている《反射》で脳の神経回路を伸ばしているのです。
主な反射
(生後3ヶ月くらいまで)
*把握反射・・手のひらや足の裏に何かが触れると反射的にギュッと握りしめる
*吸てつ反射・・口にふれたものに吸い付く
*瞬目反射・・まぶたにフーッと息を吹きかけると目を閉じる
このような反射を繰り返すことで、自分から手足などを動かせるようになります。これを《反応》といいます。
0〜3ヶ月の反射期は、脳がいろんな動きを覚えようとしている大切な時期。この時期に脳に働きかけをしても、反応ができないうちは意味がありません。
《反射》を促すことで脳を働かせていくので、把握反射などを積極的にさせていきましょう。
手のひらにママの人差し指を入れて、ニギニギ。やればやるほど、神経回路はつながっていきます!!
ちなみに、Maringo Mam は瞬目反射をした時のポコちゃんの顔がすごく可愛くて好きです。フーッと息をかけるとびっくりした顔をします。
うつぶせで反射
一見、『赤ちゃんには危険?』に思えるうつぶせ。実はうつ伏せ状態は、反射を鍛えるのにもってこい。
うつぶせをすることで、赤ちゃんは自然と手足を動かします。手足を動かすことで、運動経路を使いながら脳を成長させていきます。
1日に2〜3回はうつぶせにしてあげることをオススメします!
生後まもない時期は、ママの胸の上にうつぶせに寝かせてあげるだけでOKです!
我が家の第二子・ポコは生後一週間くらいからうつぶせを始めました。生後1ヶ月になる頃には、首がしっかり上がり、床を足で蹴り出し、ずり這いが出来るようになりました。
うつぶせは床をで行うのが理想的
とはいえ、うつぶせにさせるときは細心の注意を払いましょうね。間違っても目を離さない。下記の条件を満たした床で行なうこと。
(1)安全であること
(2)清潔であること
(3)暖かであること
(4)なめらかであること
(5)柔軟性があること(硬すぎない。大理石床はNG)
(6)平らであること
行う時は安全な環境で。むきだしになった電気のコンセントで感電したり、上から物が落ちてこないような場所でやりましょう!
【生後3ヶ月までは温かい環境づくりを!】
この時期は焦らず、これからはじまる【育脳遊びのベース】を整えておきましょう。
1. 家族の声や生活音、匂いに慣れさせる
赤ちゃんだからといって、一日中静かな場所にいる必要はありません。
家族の一員として、日中は生活音や食事の匂いがする生活スペースでお世話をして、新しい生活に慣れさせましょう。
2. 赤ちゃんの目や口をよく見て、自発的に動いたら声をかける
こちらから赤ちゃんに話しかけてあげるのも良いのですが、赤ちゃんの目や口の動きをよく観察することも大事!
斜視かどうかを早めに気付くことができたり、目を動かす練習も始めることができます。
自発的に目や口を動かすようになったら、その都度『ママとお話しようねー』などとたくさん話しかけてあげて安心させて下さい。
3. 反射でビクッとしたら、軽く手足を押さえて安心させる
赤ちゃんは反射のため、手足が大きく動くことがあります。
自分の意思で動かしていないので、赤ちゃんもビックリして泣くこともしばしば。
そんな時は伸びた体を丸めるようにして、優しく抱きしめて『大丈夫だよー』と安心させてあげて下さい。
【まとめ】
今回の記事はいかがでしたか?
今回は、生後3ヶ月までの育脳。結論、この時期は育脳遊びではなく、【反射を利用した育脳】ということでした。(またしても、育脳遊びに届かず(汗))
生後3ヶ月までは、焦らずゆっくりと新しい環境に慣れさせてあげてあげましょう。そのなかで、反射を利用し脳の神経回路をどんどんつなげてあげるべし!
生後3ヶ月までに脳のベースを整えて、いよいよ育脳遊びに入って行きましょう。それはまたのお話・・・