【Maringo 日記】出産前、最後の家族旅行。奥尻島でのんびりして来たゾ

みなさん、おはこんばんにちは！　今日も元気なMaringo Mamです！

１０月に入り、気がつけば出産予定日まであと１ヶ月余り。我が家に新メンバーが加入したら、そちらに全力を注ぐことになるのは言わずもがな…　ということで先日、出産前にゆっくりできるチャンスは今だ！とばかりに家族旅行に出かけました。目的地は南北海道の離島である【奥尻島】。今回は我が家の旅行日記でございます。

海や山に囲まれた大自然の奥尻島を満喫してきましたよー！　名物女将のいる民宿、温泉、夏のレジャーなどなど、魅力いっぱいの奥尻島をご紹介。

【奥尻島】はどこだ？

（出典：奥尻島観光協会HP）
↑↑↑ここだ！

奥尻島（おくしりとう）は、北海道南西部の日本海上に浮かぶ島です。面積１４２.９７km²、周囲８４km。人口2,881人。

今回はオフシーズンとも言える１０月に行ったのですが、夏にはとれたてのウニやイカなど海の幸が堪能できます。

1993年7月12日午後10時17分12秒に起こった北海道南西沖地震で、奥尻島の南に位置する青苗地区が津波による被害で壊滅状態になりました。２４年経った今では見事に復興され、綺麗な街が並んでいます。

フェリー or 飛行機で行こう！

【飛行機】

函館ー奥尻間。

飛行機は、函館から奥尻まで日本航空（ＪＡＬ）が就航しています。所要時間は約３０分。

う〜ん、近い！　北海道旅行で道南・函館に遊びに来た際に、１泊２日で奥尻に足を運んでみるのもGOOD！！

【フェリー】

フェリー運航は2つの港を選択できます。

●江差町～奥尻島（６１ｋｍ・約２時間２０分）１日往復２便
●せたな町～奥尻島（４３ｋｍ・約１時間３６分）１日往復１便（夏期のみ）

５月末～７月末にかけて、フェリーで行くと、江差港・せたな港どちらから乗船してもイルカやクジラを目撃することが出来るそうです！

Maringo 一行は、フェリーで

（出典：ハートランドフェリーHP）

今回、Maringo ファミリーはフェリーに乗って奥尻島へ。

フェリーの中はとても清潔で、レディースルームやキッズルームなどもあります。キッズルームは子連れ家族専用で、親が休む部屋（TV付き）と子どもが遊べる部屋が繋がっています。

子どもが遊ぶ部屋にはフワフワな大きな積み木がありました。我が家の第一子・くわちゃんも約２時間のクルージングを存分に楽しめていました。

【奥尻島に上陸】 

フェリーが奥尻港に入港すると、奥尻島のマスコットキャラクター『うにまる君』がニッコリお出迎え！！　くわちゃん、テンション上がります。

さらに、フェリーを降りると乗客みなさんにお土産屋さんがおせんべいをくれるニクいサービス（なのか、撒き餌か？）

こういう心遣いから島の温かさを感じられますね。さぁ！　まずは観光です！

【奥尻島のシンボル鍋釣岩】

【鍋釣岩（なべつるいわ）】は、観光パンフレットにも登場することの多い奥尻島のシンボル的存在。フェリーターミナルから車で車で５分の場所にあります。

高さはなんと、１９.５ｍ！！

ドーナツ岩だぁーーーー！！！！

と大喜びのくわちゃん。海と空の青さが素敵です。

しかしこの岩、不思議ですよねー。どうやって出来たんだろう・・・・

そこで島人に聞いてみた

もともと１つの大きな安山岩が、長い年月をかけ侵食されて今の形になったそうです。人の手で作られたのではなく、自然に形成されたってことですね。

岩の右手側頭上に育つ木はもう１つの特徴でもあるみたいです。この植物は「ヒロハノヘビノボラズ」で、枝葉に鋭いトゲを持ちます。ヘビも登らないことからその名が付いたようです。しかしすごいネーミングセンス（笑）

夏には赤い実をつけるらしく、とてもかわいいらしい。

早速くわちゃんは奥尻島のパンフレットを見てお花を探します。

【うにまるモニュメントと野球展示室へ】

次に向かった先は、『うにまるモニュメント』・・・

うん、ウニですね。とげとげ感がいい味だしています。

そして、うにまるモニュメントのすぐ向かいには『佐藤義則野球展示室』があります。

佐藤義則さん

奥尻島出身の元プロ野球選手。1976年～1998年まで投手として活躍し、引退した次の年から投手コーチとして活動。日ハムコーチ時代には、あのダルビッシュもビシバシしごいていたとか。
現在は、福岡ソフトバンクホークスの一軍投手コーチとして活躍中であります。

ダンナさまは大の野球好き！　佐藤選手の軌跡やレアなグッズを見られて大満足！

くわちゃんもたくさんのマネキン達と仲良くなりました（笑）

【秘湯！神威脇温泉へ】

次に向かったのは、温泉！　ママパパの楽しみの一つでありました。この雰囲気ある温泉、実は秘湯なのであります。

全国の『島の秘湯ベスト１０』で堂々の第７位に選ばれたようです！

効能豊かなナトリウムー塩化物泉の泉質が評価されているとのこと。神経痛や胃腸痛、婦人病に効果あり！

実際に入浴した感想

２階は展望風呂になっており、青い海と空を眺められます。源泉掛け流しで、温泉らしい硫黄の匂いがほのかにしました。

泉質はとっても良く、ゆっくり温まった後は腰痛や恥骨痛、肩こりが軽くなりました！　家族一同満場一致でこの温泉がとても気に入り、次の日も通うことに。

www.maringo-taikyou.com

奥尻島の宿、口コミNo.1の【御宿 きくち】へ！

温泉に入ってさっぱりした後は、今回お世話になる民宿【御宿 きくち】さんへ。

そう。ここは口コミで奥尻No.1の民宿！　楽しみであります。

この《御宿きくち》さんはなんと！　今までに３回も《楽天トラベルアワード》を受賞しているのです。

↑楽天社長の三木谷さんがいるぞ！

この民宿は民宿のイメージを変えるくらい、綺麗で清潔です。そしてなんといっても料理が美味しかったー！

奥尻は【ウニ】と【アワビ】が名産

ここまでで、もうお気づきでしょう。島のマスコット『うにまるくん』。新進気鋭芸術『うにまるモニュメント』。島の街灯にも、うにまるシェイプ。

そう、奥尻は何と言っても【ウニ】で有名です。さあ、夕食にしましょう・・・

すごい品数。海の幸がてんこもり。

通年獲れる奥尻もう一つの名物【蝦夷アワビ】は、踊り焼きと刺身の両方を堪能させてもらえました！

そしてウニ鍋。

海の幸がたくさん入っており、最高の出汁に。またこれを最後雑炊にして食べたのでしが、何杯でもおかわりできちゃうくらいの美味しさ。

奥尻の【うに】

奥尻では、６月〜８月がウニ漁の時期です。この時期を逃すと、生うには残念ながら食べられません。が、シーズンオフでもここ御宿きくちでは最高のウニ鍋が食べられます。逆に、ウニ鍋たるものが初めてだったので大変感激でございました。

こちらはとても優しく気さくな女将さん。親がゆっくり食べられるようにと、食べ終えた子ども達を連れて民宿内をお散歩してくれました。

こういう優しさが、子連れ家族には心に沁みます（感涙）

朝食は【イカ刺し】【塩漬けウニ】【松前漬け】【鮭】などなど。朝から胃を喜ばしてくれます。

ちなみに夏に来ると、朝からウニ丼がでてくるそうです！　また夏に絶対くるぞ！

ここの民宿はリピーターがとても多いそうです。泊まってみて納得。ご飯も美味しいし、女将さんも温かい。『また来たい』『次の奥尻旅行もこの宿』と思える、最高の宿でした！

【宮津天弁宮へ】

２日目、民宿をチェックアウトしドライブへ。海の色がとても綺麗で、気持ちが良いです。妊婦のMaringo mamには最高の環境！

車を少し走らせて、【絶景　宮津弁天宮】へ！

急階段の先の絶景を目指し…

《宮津弁天宮》は、江戸時代末の1831年に島民が大漁祈願のためお社を建てたのがはじまりだとか。弁財天とも呼ばれる福の神の弁天様が祀られているそうです。

向かうはあの赤い屋根の神社！！　海の上に浮かぶ岩に建てるとは…　なんともあっぱれ！

さぁ！頑張って登るぞ！

へとへとになりながらもMaringo Mam無事に到着。

大漁祈願の神社ですが、安産祈願をお願いしてきました。へへ。

【公園で遊び、地震の慰霊碑がある広場へ】

フェリーターミナルのそばにある公園にて

くわちゃん、旅先の公園で遊べて大はしゃぎ！　いつもとは違う場所で遊べるのって、子供心になんだか嬉しいようです。

公園遊びを満喫した後は、島の南へ。慰霊碑がある広場へ行ってみました。慰霊碑には北海道南西沖地震で犠牲になった198人の方の名前が記されています。広場内には『奥尻島津波館』もあります。

また、この広場にはアスレチックもあります。くわちゃん大喜び！

アスレチックの右横に見えるたくさんのテトラポットは、今後また津波がきても被害を少なくするために配置されたものです。また周りに建てられた防波堤も１１mととても高く、大地震の教訓がいたるところに生かされていました。

くわちゃんはここでもたくさん遊びました。ひゃっほー！

【またくるねー！】

その後もこの旅２度目の温泉に行ったり、島をドライブして大満喫できました。そして、『あっ』という間にフェリーのお時間。

うにまる君に別れを告げて（また居てくれてくわちゃんは大興奮！笑）奥尻島にさよならしました。

ありがとう！奥尻島！楽しかったよー。

【奥尻島の感想】

今回、家族３人で行く最後の旅行でした。

奥尻島は、９ヶ月の妊婦でも楽しめる、のんびりした温かい島。家族みんなが楽しめる島でもあり、リピーターになりそうです。

今度は夏あたりに家族４人で来たいと思います！　その時はイルカやクジラを見て、ウニ丼を食べてやるぞー！

今からとても楽しみです。