みなさんおはこんばんにちは! 今日も元気なMaringo Mamです!
Maringo mamは今、お寿司がモーレツに食べたいです。北海道に住んでいるもので、海の幸が豊富。そして寿司屋さんもたくさん。誘惑だらけです。
妊婦さんのあなたも、刺身や寿司が食べたい時ありません? でも、妊娠中ってそもそも刺身や寿司は食べていいのかしら? そんな疑問にお答えすべく、今回は生魚についてのお話。
(最近、「食べ物ネタ」が多いって? 気にしない気にしない。)
妊婦、刺身OK!寿司OK!
結論からいうと、妊婦は刺身や寿司を食べても大丈夫。
やったー!!
ただし気をつけなければならない点が、2つあります。
・メチル水銀
・食中毒
この2点をしっかりと頭に入れて、上手にお魚と付き合いましょう!
魚介類に含まれるメチル水銀
水銀には、大きく分けて3つあります。
・金属水銀
・無機水銀
・有機水銀(メチル水銀)
水銀には、人体に無害なものと悪影響を及ぼすものがあります。
害があるとされ、避けるべき水銀は【メチル水銀】です。
海中にわずかに溶けている無機水銀の一部が水中の特殊な細菌の働きによってメチル水銀に変わります。そして魚介類などの生き物に蓄積されます。
小さい魚よりも、食物連鎖の上部に位置する大きな魚のほうがメチル水銀の濃度が高くなる
メチル水銀 胎児への影響は…
通常、メチル水銀を多く含む魚を食べても体外に排出されるため大きな問題にはなりません。ところが、胎児には体外排出機能がそなわっていないため、妊娠中のメチル水銀は避けるべきでしょう。
メチル水銀、具体的な胎児への影響として、以下のようなものが挙げられます。
・神経系の障害
・脳や聴力、視覚への影響
・言語能力や注意力の低下
妊娠中にメチル水銀を多量に摂取することで、胎児にたくさんの悪影響が出てしまいます。気をつけましょう。
メチル水銀 ちなみに、授乳中は…
妊娠中のメチル水銀について、多少なりとも知識があったママさんたち。大事を取って出産後・授乳中にも魚を控える、ママさんたちも多いはず… しかし・・・
メチル水銀は、母乳中には出にくいことが判明しています。
魚には、
・オメガ3脂肪酸
・良質なたんぱく質
・ビタミン、ミネラル、鉄分
といった、多くの優良な栄養素も沢山含まれています。
豊富な栄養素を考えると、授乳時期の【魚】は無理して控えるべき食品とは言えませんね
妊娠中でも食べられる魚の見分け方
小さい魚よりも食物連鎖の上部に位置する大きなの魚を避けるべきというのが基本になります。下記は、一般的に食されている【魚の注意レベル別リスト】です。
注意レベル:大
一人前80グラム(刺身一人前、切身一切れ程)として週に1回以下
大型系:サワラ・スズキ・メカジキ
マグロ系:メバチマグロ・本マグロ(黒マグロ)
注意レベル:中
一人前80グラム(刺身一人前、切身一切れ程)として週に2回まで
中型系:金目鯛・ブリ・鱈・マカジキ
マグロ系:ミナミマグロ
注意レベル:小
特に摂取量について心配する必要なし
小型系:イワシ・アジ・サーモン・マス・にしん・さんま・サバ・カツオ・鯛
マグロ系:ツナ缶・ビン長マグロ・キハダマグロ・メジマグロ
貝:カキ・ムール貝・ホタテ・ウニ
甲殻類:エビ・カニ
【マグロ】全てがNGというわけでもない
《妊婦×マグロ=食してはいけない》という方程式。よく見かけますよね。一昔前からこのイメージが強調されてきたと思われます。
ですが、マグロ全てがNGというわけではありません。マグロの中で注意が必要なのは・・・
メバチマグロと本マグロ
ツナ缶は注意レベル小なので、日常食べても大丈夫!
食卓によく並ぶ魚はOK
【魚の注意レベル別リスト】からもわかるように、大きな魚は水銀量が多く含まれます。普段の食卓に並ぶ魚は小型の物が多く、殆ど注意レベルが小なものばかりです。
食中毒には細心の注意を!
妊娠中にメチル水銀を多く含む魚をうまく避けたとしても、食中毒になっては本末転倒。生の魚介類、つまり刺身や寿司は食中毒になる可能性があるので注意しましょう。
刺身や寿司といった生の魚介類には、食中毒を引き起こす腸炎ビブリオ、リステリア、ノロウイルスといった細菌が生息していることがあります。
妊娠中は、特に免疫力が低下します。普段であれば問題のない食材でも、食中毒にかかるリスクが高くなります。妊娠中に食中毒になった場合、飲める薬が限られてしまうのも難点の一つ。
また、嘔吐や下痢などの症状がひどいと、胎児の発育に影響が出てしまう可能性もあります。
リステリア菌による食中毒
特に、リステリア菌による食中毒は深刻。厚生労働省が、リスエリア菌が胎盤や胎児への感染、流産、赤ちゃんへの影響のリスクを指摘しています。
妊婦さんが、魚の種類に注意してお寿司・お刺身を食べるのはいいですが、食中毒には細心の注意を!
妊娠中に生の魚介類や寿司を食べるときは、鮮度が良いものを選び、食べすぎないようにしましょう
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
Maringo mam的には魚を選べば、刺身や寿司が食べられるということで嬉しい!!(食中毒には激注意だけど)
魚は栄養が豊富なので、ぜひとも上手に付き合っていきたいものです。知識がしっかりあれば、ストレスなしの妊婦生活が送れます!
あなたもMaringo mamと一緒に勉強しながら、楽しい妊婦生活を送りましょうね。