みなさん、おはこんばんにちは! 今日も元気なMaringo Mamです!
妊婦になると家事や仕事をしていても、眠くなる時がありますよね。長い妊婦生活、眠気との戦いであると言っても過言ではあるまい。
Maringo mamは第一子くわちゃん(4ちゃい)に話しかけられて、よく白目を向いていることがあります。すぐ叩き起こされますが・・・
なんなの?この眠気?? 今回は、妊婦と眠気についてのお話。
妊婦が眠くなる原因
朝起きて、朝ごはんを作って家族を送り出し、家事を済ますと眠くなる。
まだ起きたばかりなのにぃぃぃ
『妊婦あるある』ですね。
どうやらこれは、女性ホルモンの作用が関係しているもよう。妊娠すると女性の身体からは女性ホルモンが活発に作用し始めます。
その中で、黄体(卵子が排卵された後の卵胞が変化したもの)から分泌されるプロゲステロンが身体を眠い状態へと導いてしまうのです。
プロゲステロンの作用
プロゲステロンは、身体を眠い状態に安定させる作用があります。そして、このプロゲステロン、特に妊娠初期(妊娠4ヶ月まで)に多く分泌されます。
妊娠初期は、胎盤を作ったり子宮を大きくしたりする大事な時期です。つまり、より身体を安静にさせようとするためにプロゲステロンが活発に分泌され、眠くなるということです。
身体からのサインとしての眠気
常に眠いと感じることは、ある意味正常に身体が反応しているということ。人は眠いと感じると自然と動作がゆっくりになり、必要以上に動かなくなります。
つまり、眠いと感じているときは無理に動くことができないため、安静な状態を強いられることになります。妊娠初期は、身体が【母親の身体】へと移り変わっていく大事な時期。
眠気でできる限り安静にさせよう、身体がブレーキをかけてくれているのです。
妊娠時期別 妊婦の眠気
妊婦の眠気の原因は、妊娠期によってもかわります!
妊娠初期(妊娠4ヶ月まで)の眠気
上で出ましたが、妊娠初期の眠気はホルモンの影響(主にプロゲステロン)により発生することがほとんど。
赤ちゃんへ栄養を送るための胎盤を作ったり、骨盤を広げて子宮を大きくしたりと、妊娠初期にはさまざまな変化が起こります。これはホルモンの指示によるものです。
また妊娠初期は、体調が不安定でストレスもたまり易い時期。つわりがひどい場合は横になって安静にしておく必要があります。横になる機会が増えると、自然と眠気は強まるもの。このことからも、妊娠中は眠ることが多くなってしまうのです。
妊娠中期(妊娠7ヶ月まで)の眠気
妊娠中期の眠気も、初期と同様ホルモンの影響が眠気を誘います。しかし、注目すべきはもうひとつの原因。それは・・・
過食
妊娠中期の過食に気をつけろ!
妊娠中期は安定期に入るため、妊娠初期のような不安定な状態から脱出することができます。つわりから解放されるため、今まで食べることができなかった分を取り戻そうと、過食になりがちに。
何でもおいしく感じてしまうことから、食べ過ぎる機会が増えます。その度に満腹でおなかが苦しくなって横たわってしまうのです。
そこの妊婦さんたち。うなずく姿が私には見えてまよ(笑)
まるで牛のような生活なのよね、へへ
満腹になると、体の血流は消化のために胃腸に集中します。これにより、脳の血流量が減少し、ますます眠気を強く感じるようになってしまう。
妊娠後期(妊娠8ヶ月~)の眠気
妊娠後期は、大きくなった母体による睡眠不足が原因。
おなかが大きくなると、仰向けに寝た状態では内蔵が圧迫されて息苦しく感じてしまいます。また、横向きに寝ても胎動が激しかったりとなかなか上手く眠れない日が増えます。
熟睡できない日が続くと、日中に眠気を強く感じるようになります。これが妊娠後期の妊婦が感じる眠気の原因です。
それに、妊娠後期は膀胱が圧迫されて夜中のトイレも増えますよねー。
【眠気つわり】
妊婦の眠気、実はつわりの一種であることを知っていましたか!?
食べものを受け付けないつわりもあれば、匂いがダメになるつわり、また食べていないとダメなつわり・・・
さまざまなつわりがある中に、《眠りつわり》があるのです。
眠気つわりの症状
【眠気つわり】は、特に妊娠初期の頃よく現れます。
・体がだるく感じる
・頭がボーっとして判断力がなくなる
・記憶力が低下する
などといったものが、主な症状。
日中、常に眠くてだるい程度の軽い症状の人もいれば、仕事や日常生活にも支障をきたすほど強烈な眠気に襲われる重い症状の人もいます。
妊婦の眠気 運転に注意!
妊婦特有の眠気。特に気をつけなければならないのが、車の運転です。なぜなら、短時間の運転でも妊婦は急に睡魔に襲われることも。睡魔が来た時は、必ずすぐ休むようにしましょう!
Maringo mamは車の運転をよくしていましたが、妊婦になってからは極力運転をしないように心がけています
何かあってから後悔しては遅いですからね。妊婦のドライブ、本当に気をつけましょう。
オススメ!妊婦の眠気対策 5選
① 冷たい水でリフレッシュ
眠気を強く感じたら、冷たい水で顔を洗ってリフレッシュ!!
顔の筋肉も引き締まりますし、水に触れることで脳が適度に刺激され目が覚めやすくなります。
メイクをしていて顔を洗えないという方は、アイスノンや保冷剤で首筋に当てるとひんやり爽やか。顔や首周りが火照ると眠気を感じやすくなるので、熱を取り除く感覚で刺激していきましょう。
② カフェインをプラスしよう
眠気覚ましの定番といえば、コーヒー!!
だけど、妊婦なものでカフェインが気になりますよ・・・
コーヒーであれば1日1杯程度なら、妊婦さんの身体にも胎児にも影響することはあまりありません!
どうしても眠気が取れない、確実に眠気を取りたいという時は、コーヒーのカフェインをうまく活用してみましょう。また、カフェインレスでもコーヒーの香りなどで気分的に眠気が覚めやすくなります。(私はそうですww 気持ちの問題)
カフェイン摂取がどうしても気になるあなたは、お医者さんと相談してカフェイン摂取するかを決めましょう。
③ 運動で改善
妊婦さんで常に眠気を感じるあなたの場合、体がうまく使えていない可能性があります。
体は適度に疲れていれば、ぐっすりと眠ることができます。しかし、丸1日安静にしたままの体は、思った以上に疲れていません。また、運動不足により血流も滞りがち。脳の酸素が不足して酸欠状態になり、眠気を感じることもあります。
そこで、近所をお散歩する適度なウォーキングがオススメ。
程よい疲れは、睡眠の質を向上させてくれるため、たとえ短時間であっても効果が出てきます。
④ 水分を取る
眠いと感じた時は、お水を一杯飲むのもひとつの方法です。妊娠中の妊婦さんは、赤ちゃんへと水分が奪われやすいため、積極的に水分を補充することが大事。
身体もしゃきっとしますし、必要な水分補給も行えるのでまさに一石二鳥!!
妊婦の水分補給は、冷たい飲み物だと身体を必要以上に冷やしてしまう危険性があります。身体に負担をかけないために、常温か少し温かい状態で水分補給をしましょう
⑤ 眠いときは潔く寝てしまおう!
これは『対策』というより『開き直り』??
妊娠中は、突然ものすごい眠気に襲われることがあります。いろいろ対処をしたけれど、どうしても眠気が治まらないという場合は、思い切って寝てしまいましょう!
周囲の人に、ひとこと断りを入れて10分~30分ほど仮眠すれば、だいぶ違います。
働いている妊婦さんは、トイレや会議室、デスク近辺など、自分がリラックスできる場所を探し、少しでも眠気を落ち着かせられるようにして下さいね。
周囲の理解が大切
悲しいことに、妊娠中の眠気は単なる【怠け】のように捉えられてしまうこともあります…
特に、普通の男性は妊娠する体のことを到底理解できません。ですので、妊娠による眠気についてきちんと知ってもらうように心がけましょう。
最初は戸惑っていた男性も、「今は大変な時期なのだ」と温かく見守ってくれるはず。
おなかの中で一人の人間を育てるのです。体の変化があるのは当たり前ですよね。
眠気は、《ゆっくり休みなさい》という身体からのメッセージ。
周りの人ともしっかり話をして、協力してもらいましょう。
まとめ(結局は…)
今回の記事はいかがでしたか?
眠くなった時は赤ちゃんからのメッセージとして受け止めて、可能であればゆっくり休むこと。
結局はこれ!
どうしても眠気に争わなくてはならない時は、今回紹介した【妊婦の眠気対策】を是非ご参考に。眠気と上手く付き合っていきましょうね。