Maringo mam のハッピー胎教 & 育児メソッド

ハッピー胎教でらくちん子育てライフを実現する体験記ブログ

【妊娠中の理想的な体重管理『2人分食べなきゃ』はもう古い!?】

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みなさん、おはこんばんにちは! 今日も元気なMaringo Mamです!

妊娠をすると『赤ちゃんに栄養を!』と、ついつい食べ過ぎてしまうことありますよね?(汗)

しかし、本当にその食べ方は赤ちゃんの為になっているのかな? 今回は【なかなか難しい妊娠中の体重管理】についてのお話。

 

 

『赤ちゃんの分も食べなきゃ!』の誤り

日本では昔から妊娠すると、『赤ちゃんの分までたくさん食べなさい』と言われてきたようです。が、しかし! 最近では、妊娠中に太り過ぎてしまうと、妊娠中毒症などのさまざまなトラブルを招く恐れが出てくることが分かってきています。つまり、

『赤ちゃんの分まで!』と、妊娠中に食を太くすることは、間違い

妊娠中に必要なのは【カロリー】ではない

妊娠中、おなかの赤ちゃんのためにママが意識すべきはカロリーではなく、

・鉄分
・たんぱく質
・ビタミン

などの栄養素です。

妊娠中の必要摂取カロリー

成人女性一日の必要摂取カロリーは約2000kcal。

妊娠してからの必要摂取カロリーは、以下のとおり。

妊娠初期(~4ヵ月):約2050kcal(妊娠前 +50kcal
妊娠中期(~7ヵ月):約2250kcal(妊娠前 +250kcal
妊娠後期(8ヵ月~):約2450kcal(妊娠前 +450kcal)  
(※ 厚生労働相のデータ)

 

『赤ちゃんの分まで!』には程遠い数字だということがよく分かります。意識すべきは、栄養素とバランス。

【低カロリー】【高タンパク質】 これが妊婦の食事の基本です。

 

【妊婦の太り過ぎ】が招くさまざまなリスク

妊娠中毒症

むくみ、高血圧、たんぱく尿のどれかひとつでも症状が出たら、妊娠中毒症となります。太り過ぎると、そのリスクが高くなります。妊娠中毒症を放っておくと、胎盤の機能が低下。そして赤ちゃんに充分な酸素や栄養が送れなくなります。

結果、早産や未熟児の原因に。母子ともに命にかかわることがあります。

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病になると、血液中の血糖に異常が起こります。すると、おなかの赤ちゃんも皮下脂肪が増えて太りぎみに。

体重4000gを超える巨大児になると、帝王切開の確率が高くなります。また巨大児の赤ちゃんは、体が大きい割りにひ弱です。内臓の機能が未熟なこともあるのです。

まだまだ、こんなトラブルも・・・

・体重が負担になって、膝痛や腰痛になりやすい
・産道などに余分な脂肪がついて、赤ちゃんが下りてきにくい(難産に)
・子宮収縮が弱くなって(微弱陣痛)、出産が長引くことがある(難産に)
・出産が長引くと、産後のママの体の回復が遅くなる
・産後、腎臓病や高血圧などの慢性病に移行してしまうことがある

妊娠中に間違った食べ方をして太りすぎると、赤ちゃんやママ自身も危険にさらされます。しっかりとした体重管理が必要ですね。

妊婦の適正体重を知ろう

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妊娠をして産婦人科に通えば、基本的にお医者さんがその時ごとのあなたの適正体重を教えてくれます。妊娠後期(8ヶ月〜)に推奨される体重増加ペースは、

1週あたり、0.3〜0.5kg

ぽっちゃりな妊婦さんはちょっと注意

ここで指針になるのが【BMI数値】。(※BMIは妊娠前の体重で計算すること)

【BMI数値】計算式

BMI [ = 体重(kg)÷〈身長(m)の二乗〉]

例): 体重50kg 身長160cm女性のBMI
[ 50 ÷〈1.6×1.6〉=19.5 ] 【BMI】=19.5

BMI数値が25.0以上の肥満にあたる妊婦さんは、お医者さんと相談して個別に体重増加ペースを設定する必要があります。

BMI数値により異なる、臨月の目標体重

身長・体重で算出されたBMI数値ごとに、最終的な目標体重が異なります。

BMIが18.5未満 【痩せ型のあなた】

臨月の目標体重は、妊娠前体重から

+9~12kg

BIMが18.5~25.0 【ふつう体型のあなた】

臨月の目標体重は、妊娠前体重から

+7~12 kg

BIMが25.0以上 【肥満のあなた】

臨月の目標体重は、妊娠前体重から

+5~7 kg

(ただし、お医者さんと相談して設定することをおすすめします)

 

体重増加量は、妊娠期間の体重管理に役立つだけでなく、赤ちゃんが順調に育っているかを知る指針にもなります。全妊娠期間を通して、週ごとに記録・管理をしっかりしましょう

 

体重管理対策は【万歩計】で決まりっ

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Maringo Mamは第一子・くわちゃんを妊娠中(安定期に入ってから)、万歩計をつけてほぼ毎日1時間くらいお散歩をしていました。食べ過ぎた時は・・・

お散歩でカロリー消費

ストレスも解消

これが一番。

お散歩は胎教にもよいですし、出産時の体力づくりにはもってこい。一説には、「出産にはお散歩2〜3時間くらいできる体力が必要」とされているくらいです。

また、万歩計を装着することで、『あと、◯◯歩動けば一万歩になるぞ!』という意欲も湧き、家事をしているときもなるべくこまめに動くことが意識できました。

そんなこんなで、第一子・くわちゃん妊娠中の最終体重増加量は、+9kgでした。

そして、今回第二子。出産までに衰えた体力を戻すべく、くわちゃんを引き連れてお散歩しまくりです。今回もがんばるぞ!

まとめ

今回の記事はいかがでしたか?

妊婦は、体重管理をしっかりしないと母子ともに病気になるリスクが高くなります。自分の理想体重をきちんと把握することが大切ですね。

また、お散歩や体を動かすことを習慣にしておくと、食べ過ぎてしまってもさほど心配する必要はありません。ストレスをためないで、楽しんで妊婦生活を送って下さいね。

 

体を動かす時は、しっかりと自分の体調を把握して。もし体調が悪いときは無理をなさらずに。