みなさん、おはこんばんにちは! 昨日も今日も明日も元気! Maringo mamです。
あなたは、【うどん派】?【そば派】? 私は断然そば派です。そして、妊婦さんには絶対そばが良いのです!
今回は、高い栄養を誇り、且つ妊婦にもってこいの【お蕎麦】の話。
【そば】は妊婦の強い味方
お蕎麦を食べるといいこといっぱい!
1. 栄養が豊富
お蕎麦には妊婦に必要不可欠な栄養素がたくさん含まれています。
お蕎麦の栄養素一覧
・ビタミン
・ミネラル
・ルチン
・タンパク質
・鉄分
・食物繊維
などなど、妊婦さんに不可欠な栄養素が多く含まれています。
また、お蕎麦に含まれる【ビタミンB1】には疲労回復を助ける効果が。ちなみにビタミンB1が不足すると、食欲低下やイライラの原因に。
【鉄欠乏症貧血】に効果あり
妊娠中、妊婦さんの鉄分は赤ちゃんに優先的に送られます。そのため、普段の1.5倍の鉄分が必要とされます。鉄分が不足すると、【鉄欠乏症貧血】になりやすくなります。めまいや立ちくらみといった症状が出て、妊婦さんにとってはとても危険。
妊娠中は、お蕎麦で鉄分チャージ! 貧血予防で安心生活を。
2. 便秘解消
およそ8割の妊婦さんが悩む、【便秘】。運動不足や水分不足、また子宮が腸を圧迫することで、便秘は起こります。
病院で処方される薬に頼らず、食生活の改善で便秘を解消したいところです。
そこで登場するのは、やはりお蕎麦。そばには食物繊維が豊富に含まれており、便秘に悩む妊婦にはもってこいの食べ物といえます。
3. 「妊娠糖尿病」や「妊娠高血圧症候群」予防
妊娠中、特に注意すべき病。それは・・・
「妊娠糖尿病」
それと併発する
「妊娠高血圧症候群」
妊娠糖尿病は自覚症状がありません。悪化すると、妊娠高血圧症候群や流産・早産を引き起こす可能性があるとても怖い病気です。
【ルチン】・・・2つの病気を予防する栄養素
お蕎麦には、【ルチン】という栄養素が豊富に含まれています。ルチンには血糖値を下げる働きがあり、またインスリンの分泌を促す効果もあります。
インスリン
人体はブドウ糖を摂ることで、血糖値が上昇していきます。この血糖は脳や筋肉、内臓を働かせるための必要なエネルギー。血糖が全身に行きわたると、【インスリン】というホルモンが分泌され、血糖は人体の生命活動に必要なエネルギーとして利用されます。ブドウ糖で上昇した血糖値は、インスリンによって処理されることにより一定に保たれるのです。
つまり、ルチンを多く含む【そば】を食べることにより、「妊娠糖尿病」「妊娠高血圧症候群」予防に効果がある。
【ルチン】・・・抗酸化作用(ポリフェノール成分の一種)
ルチンは、強力な抗酸化作用をもつポリフェノール類フラボノイド系の一つです。毛細血管の強化、血圧・血統の安定などの効果もあります。そう、血液サラサラが期待できるのです。
血液をサラサラにして流れをスムーズにしてくれる【ルチン】は、「妊娠高血圧症候群」にも効果的! プラス、肩こり・腰痛・冷え性にも有効なのです。
(さらにプラス、女性には嬉しい「アンチエイジング」にもグッド☆)
【ルチン】を効果的摂るなら、韃靼そば一択!
そばには、更科そば・田舎蕎麦・10割・8割などなどいろんな種類があります。はっきりいって、Maringo mamは違いがよくわかりません・・・
が、しかし。ルチン摂取を主眼とするならば、韃靼そばをたべましょう!
なぜなら韃靼そばに含まれるルチンは、お蕎麦といえば一般的な更科そばや田舎蕎麦の
約100倍!!!
韃靼そばで、効果的なルチン摂取を心がけるべし
気になる【蕎麦アレルギー】について
今更ですが、蕎麦アレルギーの妊婦さんにとってはお役に立てないこの記事。そもそも、お蕎麦を食べることができないわけですから。もうひとつ気になるとしたら・・・
妊娠中にお蕎麦を食べることによって、おなかの赤ちゃんが蕎麦アレルギーになるのでは・・・
この疑問の答えは、『なりません』です。
妊婦さんの中には、妊娠中の食物摂取(蕎麦や牛乳など)で、生まれてくる赤ちゃんへのアレルギー反応があるかもしれないと誤解している方もいるでしょう。しかし、厚生労働科学研究班発表の「食物アレルギーの診療の手引き2014」によりますと・・・
『これまで世界中で多くの研究をしてきた中で、妊婦の食事と赤ちゃんの食物アレルギーの関係を結びつける医学的根拠を見出せていない』
とのこと。
蕎麦は栄養価が非常に豊富で、妊婦とっては嬉しい効果をもった食べ物と言えます。おなかの赤ちゃんへのアレルギー的影響はないので、積極的にそばを摂ろう。
産婦人科でも体重が増えた妊婦さんに、炭水化物はお蕎麦で補うようにアドバイスを受けることがあります。お医者様のお墨付きもあるお蕎麦。安心して食べれますね。
だが、注意。…それは【塩分】
『お、じゃあ毎日おそばでいーんじゃない?』なんて思ったあなた。毎日食べても問題なしです。主食にどんとこい! ・・・が、一点だけ気をつけましょう。
それは、塩分摂取量。
厚生労働省発表の「日本の食事摂取基準(2015年版)の概要」によると、妊婦の塩分摂取量は1日7g未満を推奨しています。
そば自体には塩分はほとんど含まれていません。(100gのそばを茹でた時の塩分量は0.2g程度) どこに気をつけなければならないか、もうお気づきですね。
それは、【めんつゆ】 〜そば屋のめんつゆ塩分量〜
・温かいそばの、かけつゆ(300ml)・・・4.2〜4.4g(塩分)
・ざるそばなどの、つけつゆ(90ml)・・・2.7~2.9g(塩分)
かけつゆの方の含有塩分量が多い事がわかりますね。めんつゆは飲み干さないこと!!
蕎麦は栄養豊富で妊婦には素晴らしい主食になります。塩分量をしっかり把握して、上手く利用すること
お蕎麦は家でゆでよう!
全国のお蕎麦やさんを全部敵に回すような提案ですが、やはり外食のお蕎麦は塩分コントロールに不安あり。家で、塩分控えめ・栄養満点のそばメニューを料理するのがおすすめです。(そば打ちまでする必要は別にありません)
妊婦さんにオススメ蕎麦メニュー
モロヘイヤと納豆蕎麦
栄養価が非常に高いモロヘイヤ。近頃は健康野菜として定番ですね。モロヘイヤは、ほうれん草よりもカルシウムとカロチンの栄養価が高いです(カルシウムは約9倍。カロチンは約5倍)。そんなモロヘイヤと血液サラサラ効果などのある栄養満点な納豆。そして今回の主役、お蕎麦との組み合わせ。最高です。ぜひお試しあれ!
根菜そば
体を温める効果がある根菜類を、たくさん使用した蕎麦メニュー。また、エリンギは「むくみ」や「便秘」解消してくれます。舞茸は「美肌効果」が期待されます。根菜類とお好みのきのこ類を組み合わせて、あなた流の根菜そばにレッツ・トライ!
なにげに【そば茶】もオススメよ
こちらのそば茶は「カフェインゼロ」なのが嬉しい。しっかりルチンも配合されています。お蕎麦が食べられない時は、そば茶でお手軽にルチン摂取をしてみるのも良いですね。
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
白米よりも栄養価が高いお蕎麦。上手に主食として取り入れて、おなかの赤ちゃんにたくさんの栄養をあげて下さい。
また、お蕎麦は「妊娠糖尿病」「妊娠高血圧症候群」の予防にも効果がありますので、積極的にそば食を摂り入れましょう。