みなさん、おはこんばんにちは! 今日も元気なMaringo Mamです!
夏も本番、すっかり旅行シーズンになりましたね。そこで気になるのが、妊娠中の飛行機搭乗。
今回は、【妊婦の飛行機搭乗】についてまとめました。
妊娠中の飛行機 ママや赤ちゃんへの影響
結論から言いますと・・・
妊娠中の飛行機搭乗は、問題ナシ!!
ただし、おすすめできない時期や医師の許可が必要な時期があります。飛行機に乗る場合に気を付けるべきことをきちんと把握しておきましょう。
妊婦さんの飛行機搭乗 注意点
基本的に、飛行機を利用するときは医師の許可をきちんととってから搭乗することがベスト! お医者さんからオッケーサインが出た妊婦さんは体への影響はあまり出ないとされています。
妊娠初期(妊娠〜4ヶ月)はコレに気をつけろ!
基本OK妊婦さんの飛行機搭乗。しかし、気圧の変化や酸素濃度の変化は特に妊娠初期(妊娠~4ヶ月)でつわりがある妊婦さんには辛く感じることがあります。
ただでさえ体調が変わりやすい時期なので、飛行機搭乗は負担になりやすいというのが実状です。
妊娠後期(8ヶ月〜)はコレに気をつけろ!
また、同じ体制で座り続けるというのも、妊娠中は大変です。特におなかが大きくなってくる妊娠後期(8ヶ月〜)ともなるとなおさら・・・
加えて、大きいおなかになってくるとちょっとしたことでもバランスを崩しやすくなります。機内は揺れるのでうかつに立ち上がるのも危険・・・
妊娠初期・妊娠後期、飛行機搭乗の際は十分に気を付けることが必要!!
エコノミークラス症候群
長時間座ったままの態勢だと、足の静脈に血栓ができやすくなります。そして立ち上がった時にその血栓が肺につまって呼吸困難になり、命に危険が及ぶ場合があります。
ざっくりですが、これがいわゆる『エコノミー症候群』です。
妊娠中、妊婦さんは血流が悪くなりがちです。つまり・・・
【妊婦さんはエコノミークラス症候群にかかるリスクが高い!!】
妊娠中のフライトでは、
・ゆったりできるスペースが確保できる席をとる
・足に負担をかけないように時々立ち上がったり、足首を回してストレッチをする
などの対策をしっかり意識しましょう
気圧の変化による体調の悪化
地上数千フィートの環境では、妊婦さんの体調にはこんな変化が。しっかりと心構えを!
下半身に疲れがみられる
同じ態勢で長時間座っていなくてはならないことから、特に下半身に疲れが出ます。そして、エコノミークラス症候群の危険性が。
足首を回したり、こまめな運動、時々通路を歩いたりして血流を整えましょう。
息苦しくなる
地上より酸素濃度が薄い状態が続く飛行機内。気圧の変化の影響もあって、息苦しさを感じることがあります。
落ち着いて深呼吸で息を整えましょう。それでも気分がすぐれない場合は、躊躇することなく機内の搭乗スタッフに声をかけて対処すること。
つわりの症状が強くなりやすい
閉鎖空間で揺れを感じ、気圧の変化や酸素が薄くなるなどの悪条件から、つわりの症状が強くなりやすい傾向にあります。
エチケット袋を常備し、すぐ取り出せるようにしておきましょう。また、同乗者がいる場合はしっかりアシストしてもらうこと。
飛行機内は地上と違って様々な影響が出やすいです。少しでも体調が悪いと感じたらすぐに搭乗スタッフに声をかけることが大切です。
【X線検査】 胎児への放射線リスクは?
飛行法で定められている、搭乗者のX線検査があります。この検査による、【おなかの赤ちゃんへの影響はない】とされています。
が、どうしてもどうしても心配なあなたは、検査員の方に『妊娠しています』と告げましょう。検査機を通らずに横から通過させてもらえることもあります。(航空会社・国によりけりなので確実ではありませんが…)
妊娠中の飛行機搭乗 【時期、あれこれ…】
妊娠中の飛行機には、【搭乗制限】があるのをご存知でしょうか? そう、妊婦さんが飛行機に乗れない時期があるんです。逆に、「妊婦さんで飛行機に乗るなら今がチャンス!」という時期もあります。
時期をしっかり把握して、ハッピーフライトにしましょ☆
妊婦のオススメ、搭乗時期
妊婦さんで飛行機に乗るのであれば、一般的には妊娠5ヶ月〜7ヶ月の安定期が断然オススメ!
この時期は体調が安定しやすく、妊娠初期・妊娠後期に比べておなかの赤ちゃんへの影響も少なく済みます
※ Maringo MEMO
Maringo Mamも妊娠7ヶ月の時に、シンガポールに行く為に搭乗しました(7時間のフライト)。
安定期だったこともあり、トラブルなく快適に1時間おきに立ち上がることを忘れずに過ごし、また搭乗スタッフの方に荷物運びなどをしてもらい、たくさん甘えさせてもらいました。
ですがー、やはり普段との環境がまったく違う機内。『直前まで、うっきうきで元気だったとしても突如体調に変化が!』なんてこともよくあります。ですので・・・
離陸前、CAさんに妊娠中であることを伝えておくこと!
これが大事。
あとは、トイレの場所を把握しておいたり、具合が悪くなったときのエチケット袋をすぐに取り出せるようにしておきましょう。
もちろん、飛行機に乗る前には妊婦検診をしっかり受けること。お医者さんに相談して下さいね。
ママだけでなく、《おなかの赤ちゃんにも影響がくることもある》ということをしっかり覚えておいてください。
妊婦さんの【搭乗制限】
里帰り出産で飛行機を利用しようと考えている妊婦さんは、搭乗時期に気をつける必要があります。なぜなら・・・
出産予定日28日以内は医師の診断書・同意書が必要
だからです。
ちなみに・・・
里帰り出産の場合は、検診を受ける病院と出産をする病院が異なります。病院同士の連絡も必要ですし、紹介状の準備などもいります。また、飛行機を利用する場合は、搭乗制限時期も避けたいところ。つまり、早めの準備が必要となります。
出産予定日の28日前からは、どの航空会社でも医師の診断書・同意書を提出する必要があります。里帰り出産で、飛行機を利用するときは体調やおなかの赤ちゃんへの影響を考えて、遅くとも妊娠36週(出産の1月前)には実家にいられるようにしましょう。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
妊娠中の飛行機は、色々と心構えが必要となります。また、搭乗時期も計画的に選びおなかへの赤ちゃんとあなた自身の負担を減らしましょう。
無理せず、周りに頼ってフライトを楽しんで下さいね。
おまけ
我が家の第一子・くわちゃんは生後3ヶ月からシンガポールと日本を行き来しだしました。小さいときから飛行機が大好き!!