みなさん、おはこんばんにちは! 今日も元気なMaringo Mamです!
・・・なのですが、昨晩はおなかが張りに張って『も〜許してぇぇぇ』っていう感じでした。おなじ妊娠後期(〜8ヶ月)の妊婦さんなら、「うん。うん。」と頷いてもらえるであろうこの【おなかの張り】の辛さ。今回はこれについて書いてみましたよん。
【おなかの張り】って?
子宮は筋肉でできています。普段は柔らかく、ふにゃふにゃの状態です。
しかし、お産に向けた準備などで筋肉がキュッと収縮すると、硬くなり子宮周辺の部位も影響を受けることで、「おなかが張った状態」になります。
おなかが張るという感覚は人によって違いますが、「おなかがガチガチになる」「スイカのように硬くなる」などと感じる方が大多数。
おなかに突っ張ったような違和感があり、便秘や食べ過ぎなどでおなかがパンパンになり苦しい時と似た感じかもしれません。
Maringo Mamもおなかが張ると、ガチガチに固くなります。ダンナさまにも触らせてみたら、固くてビックリしていました(汗)
(!!!!)丸〜いおなかなのにカッチカッチやん! 俺の鍛え抜かれたシックスパックと同じくらいのカッチカッチやん!!
ん?シックスパック? そのようなものは我が家で見たことないですがねぇ…
なぜに張るのか
おなかの張りが激しい妊婦さんは、該当する原因を見つけて改善に努めましょう!!
ストレス、溜めてない?
日中、精力的に活動している時、はたまた緊張しているときなどにおなかは張りやすくなります。
具体的には、
・たまっていた家事を精力的にこなした
・普段と違った慣れないことをした
こんな時はおなかが張りやすくなります。該当するあなた。
できる限り、ストレスはためないよう心掛けましょう。
姿勢、悪くない?(ってよく言われない??)
おなかが大きくなると、おなかを前に突き出した姿勢になりがちになります。実はこの姿勢がおなかの張りに繋がりやすい! 該当するあなた。
立っている時や歩く時も、仙骨を下にさげ、おなかを突き出さない姿勢を意識してみましょう。
仙骨
身体の中心(骨盤の中心)に位置し、建物に例えるなら大黒柱である背骨を支える土台に相当する肝心要の骨
便秘がちでしょ?
便秘になると腸にガスが溜まりやすくなります。 それがダイレクトにおなかの張りにつながることがあります。妊娠中はおなかも大きくなることで腸が圧迫され、輪をかけて便秘がちに。該当するあなた。
便秘にならないように日頃の食生活・習慣に気をつけることも大事になります。
筋力不足なのでは?
通常妊婦は、大きくなったおなかを骨盤底筋で下から支えることができます。しかし、骨盤底筋の筋力が不足している人は重みがおなかの下側にかかってしまい、これが張りの原因に。
骨盤底筋不足は見た目で分かりやすく、「おなかが下がっているねー」と指摘されたらあなたは骨盤底筋不足です。該当するあなた。鍛えてみようではないか!
《骨盤底筋は横になった状態でも鍛えられるよ》
・肛門や膣の穴を意識してギュと締めたり緩めたりを繰り返す
ただこれだけ! おなかに力を入れることなく、
横になってもできるトレーニングなので
お試しあれ。
からだ、冷えてない?
寒い時に自然に体が『ブルブルっ』って縮こまるのと同じで、おなかも冷えると縮こまってしまいます。これ、おなかが張っている状態。
確かに冷え性気味だけど、おなかはそんな冷えないんじゃない?
そう思うかもしれませんが、触ってみると結構冷たかったりしますよ!
該当するあなた。おなかを温めましょうね。おなかを温めるには・・・
1. 腹巻に勝るものなし!
Maringo Mamは夏でも薄手の腹巻を愛用中。夏でも意外とおなかは冷えています。妊婦さんのあなたは、腹巻を常備することをオススメ!
2. 足首を温めるべし!(もしくは冷やさないようにする)
足首には、太い血管が走っているのでこの部分を温めると足先まで血行がよくなり体が温まります。(また、足首を温めることで逆子防止にも効果が!)
レッグウォーマーをつけたり、靴下をきちんと履いて温めてあげて下さい。足指をこまめに動かすのも、体を温めることに繋がります。
それでもつらい、おなかの張り…
妊娠後期(8ヶ月〜)は、特におなかが張りやすくなってきますので。張りの原因を意識しつつ対処していくことをオススメします。
ところが、妊娠中期(5ヶ月〜7ヶ月)におなかが張る妊婦のあなたはちょっと注意が必要です。この時期はおなかが張るのには少し早いです。あまりにも頻繁に強く『おなかが張るかな?』と思うようなら、医師に相談することも視野に入れるべきでしょう。
医師に相談する目安
おなかの張りが頻繁でつらい場合は、医師に相談するのも大事。医師に相談する目安は、【妊娠後期に入る前(〜8ヶ月)】or【妊娠後期に入ってから(8ヶ月〜)】で異なります。
【〜8ヶ月】・・・1時間に3回以上の張りで相談を!
【8ヶ月〜】・・・1時間に5回以上の張りで相談を!
※張る感覚が、《規則的にきているか》《間隔が短くなってきているか》を意識すること。可能であれば、張りがいつきたかをメモっておくと医師に相談する時説明しやすい。
上記の頻度に当てはまり、 尚且つおなかが張る間隔が狭くなっていたり、規則的になっていたりするようであれば、切迫流産・早産の可能性も考えらるのですぐに医師に相談を
おなかの張りは、こう対処
子宮頚管の長さが平均的で、医師に切迫早産の危険性を指摘されなければ、その後おなかが張っても少し休めばOKでしょう。
家事の途中であっても、おなかが張るような感じがしたら・・・
・ゆっくり休んで安静に!
・横になろう!
・そして家事をダンナさまに丸投げしよう!
30〜60分くらいゆっくり安静にしても張りがおさまらないときは、無理をせずに診察してもらいましょう。
また、外出先でおなかが張ってしまって横になれない場合は、椅子などに腰掛けて安静にして下さいね。
子宮頸管が原因でおなかが張る場合は・・・
子宮頸管が短くなっていても、自覚症状はありません。おなかが張ることは切迫早産や早産に繋がりやすいので、目安回数より頻繁に張る場合には、必ず病院に行って相談しましょう。
子宮頸管については、こちらの記事にもう少し詳しく書かれてます(↓↓↓)
【おなかの張り】 セルフチェックリスト
□ 出血、痛みを伴うおなかの張り
□ 休んでも一向に張りが治まらない
□ 規則的におなかが張ってくる
□ スイカやバレーボールを触ったようにがちがちにおなかが硬い
□ 胎動を感じない
どれか一つでも当てはまる場合は、必ず医師の診断を受けましょう!
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
おなかの張りは個人差がありますが、おなかが大きくなるにつれて、張りやすくなります。おなかが張った後すぐに安静にして、治るようであれば、生理的なことなので気にしなくても大丈夫。
しかし、【回数が多い】【張りが辛すぎる】場合はためらわずに病院へGOです。
切迫早産や早産の危険性がある、おなかの張り。緊急入院になる可能性もありますので、日頃からあまり無理をせず、ゆったりと過ごすよう心掛けて下さいね。