みなさん、おはこんばんにちは! 今日も元気なMaringo Mamです!
今回は、【妊娠後期(妊娠8ヶ月~)におこりやすい胃痛の原因と症状・対処法】についてのお話。
Maringo Mamは、最近胃痛や胸やけを感じる機会が増えてきました。食後胃酸を感じる。もう、ドバドバ。これは解決せねば・・・
妊娠後期に胃が痛くなりやすい理由(わけ)
妊娠後期に入ってから胃痛や胸やけを感じるようになる原因はコレ!
・赤ちゃんの成長に伴って大きくなった子宮が胃を圧迫する
↓
・胃の動きが鈍くなる(消化不良になり胃酸が逆流しやすくなる)
↓
・胃痛のできあがり
そして恐ろしいことに、胃液が胃から食道に逆流することで逆流性食道炎になる妊婦さんもいるという事実
【逆流性食道炎】
逆流性食道炎・・・
またの名を、『食道下部の噴門障害』。
人間の胃には、1日2リットル以上胃酸が分泌されている。平常時は胃酸が逆流しないように、閉まっているはずの《胃と食道の境目》が何らかの原因で開いてしまい胃液が食道に逆流する食道炎の一つ。
ホルモンの作用
また、正産期に入ると妊婦の身体は出産準備のために子宮が収縮します。その際に分泌されるのがオキシトシンという女性ホルモン。
このオキシトシンには胃腸も同時に収縮させる作用があり、これが胃痛の原因に。
逆流性食道炎は別として、妊娠後期の胃痛は出産準備に入る体の副作用のようなものということですね。
だが、注意! その胃痛、病気の場合も・・・
妊娠後期の胃痛。たいがいの妊婦さんが通る道だとあなどるなかれ。
注意すべきなのは、病気が原因で胃痛を感じている場合もあるということ。
胃痛を引き起こす主な病気
・ウイルス性胃腸炎
・神経性胃炎
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・虫垂炎
・過敏性大腸炎
などなど
これらの病気が原因の胃痛は、病院での治療が必要となります。胃痛がひどい場合は、自分で判断せずに医師にすぐ相談!
妊娠高血圧症候群が原因の胃痛
《妊娠高血圧症候群》
妊娠中に何らかの原因で高血圧になるか、高血圧に加えて蛋白尿が出る病気の総称。全妊婦の約3~7%に発症し、重症化すると母子ともに命の危険にさらされることもある。
妊娠高血圧症候群が原因で胃痛がおこっている場合、その他の症状も確認の上、赤ちゃんの命に関わると判断されれば、緊急帝王切開手術を行うことがあります。
妊娠高血圧症候群にかかっている場合、胃痛と共に高血圧になっていることが多い。血圧をチェックして、疑わしい場合はすぐ医師に相談を。
病気が原因の胃痛じゃないかを気にしながら、妊娠後期特有の胃痛対処法もしっかり実践していきましょう。
妊娠後期 胃痛の対処法
1. 一回の食事の量を減らす 食事の回数を増やす
まるで、一流アスリートのような食事法ですが・・・
空腹になると胃酸が増えてしまいます。空腹時の胃酸は胃が荒れる原因に。この状態を防ぐために、空腹状態をなるべくなくす必要がありますね。
つまり、食事の回数を増やせばいいということ。しかし、食事の回数を増やしてカロリーコントロールができなくなっては本末転倒。
ということで、一回の食事量を減らして食事の回数を増やすという方法をとります。少しずつなら胃が食べ物を消化しやすくなるので、嫌な胃痛ともおさらばです。
2. 胃に低負担な食材を選ぶ
胃に優しいオススメ食材
・うどん
・緑黄色野菜
・ヨーグルト
・オクラ
・納豆
・モロヘイヤ
・りんご
これらの食材には、消化の促進作用や胃酸を押させてくれる働きがあります。また、代謝を促して胃の粘膜を保護する効果もあります。
これらの食材で、胃への負担軽減につとめましょう!
3. 冷たい飲み物は避ける
冷たい飲み物は、胃への刺激物に他なりません。水なら常温で飲む。さらには積極的に温かい飲み物での水分補給を心がけましょう。
ホットミルク、最強説
ホットミルクは、現在暫定チャンピオンです。最強。(ミルクが飲めない人には残念ですが…)
ホットミルクには胃に負担をかけず、以下のような素晴らしい効果が!
☆鎮静作用・・・イライラを抑える働きが!
☆便秘解消・・・腸内環境の改善。正常な働きに整え、便秘解消効果が!
☆代謝アップ・・・寝る前にホットミルクを飲むことで熟睡効果→熟睡できることで成長ホルモンが分泌され、新陳代謝アップに!
4. 「牛」にならない
食後30分は横にならない。
つまり、《食べて〜・・寝て〜・・、また食べて〜・・寝て〜》、のような牛的な生活はしないように心掛ける。
Maringo Mamは最近、食べ過ぎたと思ったら積極的にお散歩などの軽い運動をしています。また、夕飯の主食(ごはんなど)を減らしています。
市販の胃薬は飲まないで、病院へいこう
それでも『胃痛はつらいよ』・・・
胃痛は吐き気や嘔吐を伴うこともあり、『手っ取り早く市販の胃薬を飲みたい!』と思うママさんもいることでしょう。
ですが、妊娠中に得体の知れない市販薬を飲むのはとてもおすすめできません。
まずは食事内容を変えたり、安静にしてみて下さい。
それでも胃痛が治まらない時には、まず病院で診察を受ること。そしてお薬は、診療医師に処方してもらった赤ちゃんに影響のない胃薬を飲みましょう。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
妊娠後期に入ると、約半数の妊婦が胃痛に悩まされると言われています。
私もその中の一人。
子宮が圧迫されて胃の働きが鈍ることが原因でしたね。1回の食事の量を減らしたり、胃に負担がかからない食事を摂ることで改善が出来ることがありますので、ぜひ試してみて下さい。
また、妊娠後期特有の胃痛ではなく、病気が原因の胃痛もあるので、くれぐれも無理はしないこと。症状改善されない場合は、すぐ医師に相談しましょう。