Maringo mam のハッピー胎教 & 育児メソッド

ハッピー胎教でらくちん子育てライフを実現する体験記ブログ

【妊婦だって温泉に浸かりたい! 妊婦さんの温泉効果&注意点もろもろ】

f:id:maringo3948:20170815203631j:plain

みなさん、おはこんばんにちは! 今日も元気なMaringo Mamです!

Maringo mamは今、埼玉の実家にきております。久しぶりの父と母との再会。のんびりゆっくりさせてもらってます。

ありがたいことに実家のすぐそばにスーパー銭湯があります。お風呂大好きMaringo Mamとしては、最高の環境!!

でもそもそも妊婦って温泉に入れるんだっけ?

今回は、【妊婦と温泉】についてのお話。

 

 

妊婦は温泉に入って問題なし?

f:id:maringo3948:20170815203729j:plain

結論から言うと・・・

 

妊婦さんの温泉入浴は、オーケーです!

2014年、環境省が32年ぶりに温泉法(温泉の定義、成分や入浴上の注意などを規定)で掲示が義務付けられている効能や注意書きを見直しました。

これまで温泉浴を避けるべき禁忌症に明記されていた、「妊娠中(特に初期と末期)」という項目が削除されることになったのです。

理由は、妊娠中の温泉入浴の悪影響が医学的に根拠のない基準であることがわかったからです。

「温泉に入れる!」と、喜んでいる妊婦さんも多いかと思います。(私です)

ただし、温泉に入るときに妊婦が気をつけるべきポイントはあります。温泉に入るときは注意してくださいね。

温泉に入ることによるリスク

妊娠初期(~4ヶ月)では、全体の約15%に流産がおこると言われています。

温泉入浴じたいが直接的な原因とは言い切れませんが、安定期(5ヶ月あたり)に入る前の妊婦さんは、

・つわり
・脳貧血
・のぼせ
・血圧の変動
・皮膚の変化
・出血など

などが起きやすく、いつもと違う症状が出やすいです。

妊婦さんのあなた! 温泉に入るときには以下のことを注意しましょう。

 

 のぼせないように注意!

10分以上湯船に浸からない! そしてお風呂上がりの水分補給を忘れずに。

 

  滑って転倒しないように気をつけよう!

妊娠後期(8ヶ月~)では、おなかが大きくなっているので体のバランスが取りづらくなります。しっかり手すりなどを掴んで、転倒しないよう注意を

 

  できるだけ一人にならないように!

のぼせてしまったり、急に貧血になったり、意識を失ってしまうと非常に危険です。できる限り付き添いの方と入浴するか、人が入っている時間帯に温泉を利用するようにしましょう。

 

《自宅の風呂でも注意しよう!!》
高温の湯に急に浸かると血圧が上がります。ぬるめのお湯でも長湯をすると血管が広がって血圧が低下します。
そのため、めまいなど脳貧血を起こしやすくなることも。
のぼせ、頭痛、悪寒、吐き気、下痢、倦怠感(けんたいかん)などの症状が出ることがあるので、高温の湯には気を付けること

 

感染症ヘルペスに気をつけて

温泉に入浴することによって、子宮内や膣内に感染症を起こすことはまずありません。

しかし、浴場にある共用のタオルや椅子、脱衣所のマットや衣服置き場などで、ヘルペスやカンジダ菌、毛じらみ、水虫などに感染することがまれにあります。

共同浴場では、座いすやトイレの便座、共有のタオル、脱衣所の衣服置き場などからヘルペスに感染する可能性も考えられます

 

《ヘルペス》・・・

ウィルス感染症。小さいみずぶくれが集まった急性の炎症性皮膚疾患のこと。口唇や性器に現れる。

このウイルスは、一度人の体の中に入るとその後もずっと体の中の神経節という神経が集まっているところに潜伏しているという特徴があり、再発の可能性が多い。

 

妊娠後期(8ヶ月~)に妊婦がヘルペスに感染すると、赤ちゃんが新生児ヘルペスになることも・・・

産道感染

分娩時に赤ちゃんが産道でヘルペスウイルスに感染すると、新生児ヘルペスを発症します。この新生児ヘルペスは非常に怖い病気で生後1週目ごろから病状が現れ、最悪の場合死に至ります。

胎内感染

母子感染の中では極めてまれな胎内感染ですが、胎内感染すると胎児は先天性ヘルペスウイルス感染症を発症します。

小頭症、水頭症などの中枢神経系異常を引き起こす可能性が非常に高くなります。

 

ヘルペス感染は、妊婦にとっては赤ちゃんへの様々なリスクが高くなるので要注意。温泉など不特定多数の人が出入りする場所の設備には、肌が直接触れないように気をつけること

 

妊婦さんにオススメの泉質は?

f:id:maringo3948:20170815204920j:plain

ズバリ・・・

 

弱アルカリ性の単純温泉

温泉には様々な泉質があり、中には妊婦さんにとっては強すぎる刺激と泉質もあります。場合によっては、皮膚が荒れたり痒みが強くでてしまうことも。

また妊婦さんは匂いに敏感になることもあるので、気になるときには強い匂いの泉質を避けるようにしましょう

 

逆に、避けるべき泉質

・硫黄系の泉質
・塩系の泉質
・ラジウム系の泉質

これらの泉質は、妊婦さんにとって匂いや刺激が強い場合がありますので避けるべきでしょう。

誰でも安心して入浴できる、弱アルカリ性の単純温泉は低刺激なので妊婦さんにもオススメ。

 

【源泉掛け流し】が良い

感染症のリスクが少ないと言われる、源泉掛け流しの温泉を選びましょう

源泉掛け流しの温泉はお湯を循環させていないため、雑菌が溜まりにくくなります。そのため感染症のリスクが軽減されます。

【温泉効果】for 妊婦さん

一般的にさまざまな効用のある温泉。妊婦さんにとっても、いろいろな温泉効果の恩恵がありますよ!

〇 【マタニティブルー】の解消

妊娠中はわけもなく悲しい気分や不安になったり、眠れなくなったりと『鬱』のような精神状態、つまりマタニティブルーになりがちです。

温泉に入って自律神経を刺激して、リラックス。マタニティブルーを解消し、楽しい妊娠生活を過ごしましょう。

〇 腰痛や肩こりを解消

妊娠中はおなかが大きくなるので腰痛や肩こりに悩まされる妊婦さんが多くいます。

温泉の、『体のコリを解消する効果』で少しでも体の負担を解消しましょう。

〇 不眠を解消

夜なかなか寝付けず不眠に悩む妊婦さんも多いはず。不眠になるとストレスが溜まりイライラしやすくなります。

温泉には体を温める効果があり、適度な疲れも感じることもできます

温泉に浸かったあとは気分がリフレッシュして気持ちよく眠ることができるので、悩みやイライラ解消に役立ちます。

〇 冷え性の解消

妊娠中は冷え性になりやすく、難産を引き起こす原因になることも。

温泉で全身温まることで血行をよくして、冷え性を改善しましょう

 

  《足湯》でも十分な効果があるよ

温泉に長い時間浸かると、のぼせてしまうという妊婦さんもいるでしょう。

足だけを温泉につける《足湯》でも冷え性改善に十分な効果がありますので、ぜひ試してみましょう。

まとめ

今回の記事はいかがでしたか?

《妊婦は温泉に入れる》ということは、嬉しいかぎりです。

温泉には妊婦さんにも嬉しい効用がいくつもあるので、チャンスがあるならこれを利用しない手はない!

ただし、気をつけるべき点がいくつかありますので、そこは注意しつつ温泉を楽しむことにしましょうね。