みなさん、おはこんばんにちは! 今日も元気なMaringMamです!
今回は、出産直後に起こる【後陣痛(こうじんつう)】についてのお話。
むっ! さんざん陣痛で痛い思いをしたのに、生まれてからも後陣痛で苦しまなきゃならんのかい。
【後陣痛】とは
後陣痛
出産後、子宮が元の大きさに戻ろうとするときに起きる陣痛に似た痛みのこと。
出産時には胃の下あたりまで大きくなっていた子宮は、出産直後におへその下付近まで縮みます。そして6~8週間かけて卵大の大きまで収縮していきます。
この時に定期的な筋肉の収縮を起こし、痛みと共に子宮を回復させていくのです。
後陣痛の痛みはどんな感じ?
後陣痛の痛みは、人により様々。代表的な痛みは・・・
・生理痛のような鈍痛
・チクチク痛む
・陣痛並みの激痛
この中でも、陣痛並みに痛む場合はご飯が食べられない、激痛で眠れなくなることも…。赤ちゃんのお世話もままなりません。
後陣痛を我慢したところで赤ちゃんが出てくるわけではないので、余計に痛みを強く感じてしまうようです。
一方で、ほとんど痛みのない人もいます。こればかりは個人差があり、生んでみないと分からないのが正直なところ。
ちなみにMaringo Mamが第一子・くわちゃんを生んだ時は、後陣痛はありませんでした。ですが、初産や経産婦によっても後陣痛は関係してくるようです。
【後陣痛】にまつわるあれこれ
1. 経産婦の方が痛む!?
出産経験がある場合、子宮がよく伸び縮みするため後陣痛が強くなる傾向があります。
1人目の時に後陣痛が軽くて油断していると、2人目で激しい痛みに襲われ驚くかもしれません。(まさに私のことだ)
病院では鎮痛剤などを処方してもらえます。2人目以降を出産予定のママは、心の準備だけはしておきましょう。
出産前の陣痛では鎮痛剤はもらえませんが、後陣痛だったら鎮痛剤を処方してもらえるのはなんとも言えない安心感がありますねー。
2. 自然分娩に限らない
無痛分娩や帝王切開での出産でも、子宮が元の大きさに戻ることに変わりはありません。分娩時に陣痛を経験していない分、急に味わう後陣痛が非常に痛く感じてしまうようです。
Maringo Mamの妹は、4ヶ月前に帝王切開で双子ちゃんを生んだ後、後陣痛に襲われたそうです。
『ものすごく痛くて、涙がでるくらい。お医者さんに必死になって薬を懇願してしまった!』
だそうです。ガクガクブルブル:(;゙゚'ω゚'):
双子ちゃんだったから子宮が人より大きくなった分、収縮する時に痛みがきたのですね。
3. 授乳中に痛みが増す
赤ちゃんにおっぱいをあげると、オキシトシンという【通称:幸せホルモン】が分泌されます。オキシトシンは子宮を収縮させる働きもあるため、授乳中に後陣痛を強く感じるケースは特に多いです。
いつまで続く? 【後陣痛】
後陣痛のピークは、
出産当日だった
という人が多いようです。
剥がれた胎盤の傷跡は、血管が切れている状態。産後すぐに子宮を収縮させて止血する必要があるから痛みを伴うのです。
そこから、2~5日ほど子宮の収縮が続くため、後陣痛ともしばらく付き合わなければなりません。
【後陣痛】薬を使わず和らげよう!
なるべく薬に頼らず、後陣痛を乗り切りたい方にオススメな後陣痛対策はコレだ!
○ うつ伏せで寝る
助産師さん曰く、
枕などを子宮の部分に当ててうつ伏せで寝ると痛みがやわらぐ
こともあるようです。
下腹部に当てる枕やクッションはなるべく柔らかいものを選び、子宮を強く圧迫しすぎないようにしてくださいね。
○ リラックスをして過ごす
不安な心のままベッドの上で過ごしていると、ますます痛みが気になってしまいます!
気分転換になる、アロマの香りでリラックスしてみましょう。ハンカチに数滴垂らして枕元に置いておくだけでも、十分安らぎを与えてくれますよ。
○ 授乳を控えてみる
授乳をするとオキシトシンというホルモンが分泌され、子宮の収縮が促進されます。そのため、後陣痛がひどくなってしまう場合があります。
赤ちゃんに母乳を与えることも大切ですが、どうしても痛みに耐えられないという場合は一旦授乳を控えるのも一つの手です。
○ 体を冷やさない
身体を温め、血のめぐりを良くすると、痛みが和らぎます。腹巻を使用するなどしておなか周りは特に温かくしておきましょう。
また、ハーブティー等のホットドリンクを飲んで、身体の内側から温めるのもいいですね。
○ 骨盤ベルトを使う
産後は骨盤が歪んだ状態にあるため、骨盤ベルトで矯正するママもいると思います。
その骨盤ベルト。なんと、「骨盤ベルトをしたら後陣痛が軽減した」と言うママの意見が多いそうです!
骨盤矯正もかねて一度試してみるのも良いかもしれませんね!
○ さらしで巻いてみよう
さらしを巻くことで骨盤ベルトの役割を果たします。
『骨盤ベルトよりもさらしの方が後陣痛が和らいだ』との声も多くあるようで。ぜひお試しあれ。
カンタン!さらしの巻き方
1. まずサラシを縦に半分に折って、さらに半分に折る。
(さらしの長さは5m、幅は40cmくらいのものを使用)
こんなイメージで折りましょう (※写真は、タオルで代用しています)
2. それを痛みを感じている子宮の周りにひたすらグルグル巻きにする。
参考:後陣痛が和らぐ動画
後陣痛に効くツボを紹介してくれています。私もチェックしておくぞ!
痛いけど、前向きに考えようぜ
後陣痛は、
【子宮回復のバロメーター】
でもあります。
後陣痛があるということは、子宮が順調に収縮し回復に向かっている事の証です!
退院する頃には、間違いなく落ち着いてきます。痛みばかりに意識を集中せずに、赤ちゃんの可愛い顔を見たり、家族と赤ちゃんとの生活や成長を話したりと、なるべく明るくゆったりと過ごすのが大事。
Maringo Mamも後陣痛がきたら、前向きにとらえて頑張るぞー。
【まとめ】
今回の記事はいかがでしたか?
出産後の後陣痛。辛い方もいるかもしれませんが、お医者さんに相談したり、後陣痛対策をしたり頑張って乗り切りましょうね!
可愛い我が子がそばで待ってますからね。